何がどう変わったの?NHKの受信料について

2023年、NHKは受信料についてさまざまな変更を実施しました。

値下げや学生免除の範囲拡大など、受信料に関するニュースを目にした方も多いでしょう。

ここでは、2023年に起こったNHKの受信料の変化についてまとめて紹介します。

2023年4月に未納者への割増金の改正を実施。どのくらい高くなるの?

2023年4月には、受信料の未納者に対する割増金の改正を実施しました。

改正により割増金の対象となるのは、以下の条件に該当する人だそうです。

  • 放送受信契約の解約の際、届け出の内容に虚偽があった
  • 受信料免除の申請書に虚偽の記載があった
  • その他放送受信料の支払いに関する不正があった

これらの条件に該当する場合は、「正規の受信料の2倍の金額+通常の受信料」を支払うことになります。

受信契約に関する書類の提出締切は、テレビなどの受信機を設置した月の翌々月末までです。

提出が遅れてしまうと割増金が発生するので、今後新しくテレビを設置するときは気を付けたいですね。

2023年10月より受信料が1割値下げ

2023年10月には、NHK受信料の1割値下げが実施されました。

地上契約は月額125~175円、衛星契約は月額220~270円、特別契約は月額95~145円安くなります。

月額だと少し小さく感じられる金額ですが、契約内容によっては年間3000円近くも受信料が減額される計算に。

物価高が叫ばれる昨今、受信料の負担の低減は家計の助けになるかもしれません。

2023年10月より支払方法ごとの金額の違いもなくなる

受信料の1割減に合わせて、支払方法ごとの料金の違いもなくなりました。

変更前と変更後の料金の違いは、以下の表の通りです。

支払方法による受信料の違いがなくなったことで、料金形態が分かりやすくなりました。

支払い区分の誤りも発生しなくなるため、スムーズに手続きを進められそうです。