FIREに興味がある人はどれくらい?

FIREは2010年代にアメリカの若者の間でブームになったと言われています。

日本では若年人口が少ないので実感が薄いかもしれませんが、世界的に若年層では生き方の多様性が進んでおり、FIREブームもそういった背景があるのかもしれませんね。

しかし日本でも2020年代から書籍やYouTube、SNSで取り上げられるようになってきました。書店の投資関連のコーナーに行くと必ずと言っていいほどこの文字を目にするような気がします。

日本でも半数の人がFIREに興味がある

株式会社バイアンドドホールドが2022年8月に25歳以上49歳以下の男女を対象としてFIREについての調査を行っていました。

この調査によると、すでにFIREをしている、すでにサイドFIREをしている人を含めて半数以上の人がFIREに興味があるという結果となりました。

日本でもFIREに興味を持つ人が増えているといえるのではないでしょうか。

Z世代の大学生は「FIRE」についてどう思う?

さて、まだ社会に出る前の大学生はFIREについてどう考えているのでしょうか。

LIMO・U23編集部メンバーたちからは、「できるならやってみたいが、難易度が高くて努力が続かなそう」という意見が多数でした。

プラスのイメージとしては、投資で資産1億円越えを達成する人を指す「億り人」のような余裕のある生活が挙げられていました。

マイナスのイメージとしては、仕事をすることで得られる人間関係の満足度が低下することで孤独を感じそう、働かないで生活水準を抑えるなら働いて生活水準を上げたいという声もありました。

集まった意見をまとめると、「経済的自立のために投資をしてみることには興味があるが、早期退職については魅力を感じない」という結果となりました。

私たちはまだ社会に出ていないということもあり、働く前から早期退職という考えには至らないのかもしれませんね。

人生の選択肢は人それぞれ

LanKogal/shutterstock.com

FIREという生き方についてどんな印象を抱いたでしょうか。

多くの人が働いてお金を稼いで生活をしている中で、不労所得のみで生活ができる方法があるというのは興味深いものですね。

ちなみに編集部メンバーの知り合いにはつい最近FIREに成功された方がいたそうです。

LIMO・U23編集部メンバーの意見にもありましたが、私自身もお金の不安で人生の選択肢を狭めたくないので、FI(経済的自立)の部分を達成できたらいいなと思っています。

皆さんがこの先のキャリアや人生を考える際には、こうした他の人の生き方を参考にしてみるのもひとつの手ではないでしょうか。

参考資料

LIMO・U23編集部