【利回り別】毎月3万円を積み立てた場合
運用利回り 必要な年数
- 年利1% 24年7ヵ月
- 年利2% 22年2ヵ月
- 年利3% 20年3ヵ月
- 年利4% 18年9ヵ月
- 年利5% 17年6ヵ月
毎月3万円の場合でも、年利1%での運用と年利5%での運用とでは、1000万円到達に約10年の差ができる結果となりました。
運用利回りについては、社会情勢や過去の運用成績などで推測できる部分もあります。投資対象の特徴をよく理解してから選びましょう。ただし、どんな商品でも、少なからずリスクがあることを念頭に置くことが大切です。
自分の年齢や立場に応じて、積み立てる期間やリスクなどを加味しながら商品を選ぶとよいでしょう。
新NISAなどの制度を活用し、計画的に老後資金をつくろう
恒久化される予定の「新NISA」。もちろんメリットも大きいですが、期限がない分「いつかはじめよう」と思いながら始めるきっかけを見失ってしまうかもしれません。
今回のシミュレーションからも、少額であればあるほど長期で臨む必要がでてくるとわかります。運用期間を長く見積もるためにも、なるべく早めに検討しておくことが大切です。
ただ投資にはリスクがあります。情報を収集しながら、いつからスタートするか、月々の運用額、商品などを考えてみてください。
参考文献
荒井 麻友子