暑くも寒くもなく快適にガーデニングができる秋。
本格的な寒さが訪れる前に早めのお手入れをしておくと、次の春からの生長や開花に大きな差が出ます。
今回は冬が来るまでにやっておきたい庭仕事を紹介します。寒さに強いオススメ植物の魅力も参考価格とともに見ていきましょう。
1. 冬が来るまでにやっておきたい、5つの庭仕事
1.1 枯れた植物のお手入れをする
枯れた一年草は種を採ったあと抜き取ります。多年草で地上部が枯れてしまったものは、茎を株元まで切り戻しましょう。咲き終わった球根植物で耐寒性が低いものは掘り出します。
紅葉を楽しんだあとの落葉樹の落ち葉があれば、病気や害虫が潜んでいることもあるので、キレイに掃除しておくのがオススメです。
1.2 樹木の剪定をする
背が高くなり枝が伸びた樹木は、強風や雪の重さで折れてしまわないように、短く剪定しておきましょう。冬は樹木の休眠期に入るので、強剪定しても大丈夫。
コンパクトな樹形にすると余計なエネルギーを消耗させず、春に力強く芽吹くパワーを蓄えさせるのに効果的です。
1.3 マルチングで防寒する
気温が低くなると霜柱が立ち、土が盛り上がって根を傷めることに。土を保温して植物を守るために、株元にワラや腐葉土、バークなどを敷いてマルチングしてあげましょう。
マルチングは防寒だけでなく、雑草を生えにくくしたり害虫から守ったりできます。また見た目も暖かそうでオシャレな雰囲気です。
1.4 天地返しで土をリフレッシュする
天地返しとは土を深く掘り起こして表層と深層の土を入れ替えること。地中にいる病原菌や害虫を日光にさらすことで消毒し、硬くなった土を柔らかくほぐす効果があります。
地上に残っている植物が少ないこの時期が、土の天地返しに最適なタイミング。同時に肥料をすき込んでおけば、フカフカで栄養タップリの土としてリフレッシュするでしょう。