70歳代以上の年間収入
続いて収入をみてみると、70歳代二人以上世帯の平均収入は425万円でした。総務省では2022年に貯蓄額をもとに上位から5グループに分けた各グループの平均年収を集計しています。
平均:425万円
- 上位20%平均:561万円
- 上位20~40%平均:435万円
- 上位40~60%平均:402万円
- 上位60~80%平均:380万円
- 上位80~100%平均:348万円
なお、厚生労働省「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」に基づくと、70歳代前半(70歳~74歳)の厚生年金の平均受給額は月額約14万4000円です。
もし二人で同額を受け取っていたとすると月額約28万9000円となります。年間の世帯収入に直すと約346万円です。
統計の種類が違う点には留意が必要ですが、年金の平均受給額(2人分)より平均収入が80万円程度高い点を踏まえると、70歳代でも仕事を続けて収入を得ている方がいると推測されます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】