50歳代単身世帯の金融資産保有額

  • 非保有          :39.6%
  • 100万円未満        :11.5%
  • 100~200万円未満   :5.5%
  • 200~300万円未満   :4.4%
  • 300~400万円未満   :3.0%
  • 400~500万円未満   :1.9%
  • 500~700万円未満   :3.0%
  • 700~1000万円未満   :5.5%
  • 1000~1500万円未満 :4.6%
  • 1500~2000万円未満 :4.1%
  • 2000~3000万円未満 :4.1%
  • 3000万円以上      :9.6%
  • 無回答        :3.3%
  • 平均値        :1048万円
  • 中央値        :53万円

50歳代のおひとりさまで貯蓄ゼロの人は、約40%います。約10人に4人の50歳代おひとりさまが、貯蓄がない状況です。

50歳代で貯蓄ゼロのおひとりさまが知っておくべきこと3つ

貯蓄ゼロの50歳代おひとりさまが、老後に向けて知っておくべきこと3つを紹介します。

1.老後にかかる医療費はいくらか

知っておくべきこと1つ目は、老後にかかる医療費です。厚生労働省「医療保険に関する基礎資料」によると、患者が負担する年間の平均医療費は以下のとおりです。

【年齢別】1人当たりの年間医療費

 年齢      平均年間医療費(患者負担分)

  • 65~69歳  8万2968円
  • 70~74歳  7万664円
  • 75~79歳  6万4843円
  • 80~84歳  7万3529円
  • 85~89歳  8万492円
  • 90~94歳  8万3471円
  • 95~99歳  8万1185円
  • 100歳~    7万6506円

年齢によって差はありますが、年間で約8万円の医療費がかかります。

ただし、医療費は所得によって負担割合が異なる仕組みです。75歳以上の人は原則1割負担ですが、所得が多ければ負担割合が2割、3割と増えます。

医療費の負担割合が多い人は、上記の金額よりも負担額は大きくなる可能性が高いです。