「年収1000万円超の人」は日本にどのくらい存在する？
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、2023年の1年を通じて勤務した給与所得者5078万人のうち、年収1000万円超となる給与所得者の割合は全体の5.4%となりました。
上記の結果では、日本の給与所得者のうち、年収1000万円超に到達している人は約20人に1人であることがわかります。
では、「給与所得者」ではなく「世帯年収」の場合は、年収1000万円超に到達している割合はどのようになるのでしょうか。
厚生労働省の「2022年 国民生活基礎調査の概況II 各種世帯の所得等の状況」によると、世帯年収1000万円超の割合は全体の12.6%となりました。
給与所得者の場合は年収1000万円を達成できている人が約20人に1人だったのに対して、世帯年収の場合は約8世帯に1世帯であることから、倍以上違いがあることがわかります。
近年日本では、共働き世帯が増加傾向にあることから、夫婦2人で世帯年収1000万円超を目指しやすくなっているのだとうかがえます。
