定期コンテナ船事業は膨大なコストが発生します。
そのため、国内の大手海運業3社は、会社を設立し共同で事業を行っています。
今回はそのうちの1社である、商船三井(9104)について、配当金や株主優待、株価もあわせた「1年前に100株を買った人の本当のリターン」を確認します。
※株式分割の影響は、株価や配当金、株式数などすべて遡及修正して株価を調整しています。
※記事中で記載の株価はすべて終値となっています。
商船三井(9104)の直近決算(2024年3月期第2四半期決算)
商船三井(9104)は、2023年10月31日、2024年3月期第2四半期連結決算を発表しました。
前年同期比では減収減益となりましたが、上期の業績見通しと比べると、すべての事業で計画どおり、あるいは計画を上回る結果となっています。
とりわけ商船三井が重視している経常利益においては、計画比+195億となり会社想定を上回る水準で業績推移しています。