2. 明治ホールディングス(2269)の株式投資のリターンはいくらか

次に、株価変動によるリターンを計算します。

  • 株式の取得日:2022年10月31日
  • 株式の取得価格:3060円(取得日の終値)
  • 取得から1年後の日付:2023年10月31日
  • 1年後の株価の終値:3718円
  • 100株ベースの株価変動によるリターン:+6万5800円

そして最後に、配当金と株価変動によるリターンを合わせて計算します。

  • 配当金のリターン:1万9000円
  • 株価変動によるリターン:+6万5800円
  • トータル・リターン(金額ベース):+8万4800円
  • トータル・リターン(%ベース):+27.7%

リターンの計算は以上となります。

3. 明治ホールディングス(2269)に今後も注目

明治ホールディングスの株式の年間リターンは+27.7%となりました。

配当金、株価といった要素を総合的に考えると、株式投資のリターンがどのように決まるのかがわかります。

企業の業績などに関するニュースをチェックすることで、株価の動きとの関連性が見えてくるかもしれません。

3.1 明治ホールディングス(2269)の株主優待とは【ご参考】

明治ホールディングスは、毎年3月31日現在の明治ホールディングス株式100株以上所有の株主に、下記のような株主優待を実施しています。

  • 100株以上:1500円相当の優待品
  • 200株以上:2500円相当の優待品
  • 1000株以上:5500円相当の優待品

ここまで株式のリターンについて解説してきました。

しかし、株式はリターンだけでなく株主優待や企業理念への共感度なども複合的に考えて取得することが大切です。

また、一社のみの株式を取得するのではなく、幅広い銘柄を保有することでリスク分散の効いた(リターンの安定した)運用が可能となるでしょう。

参考資料

LIMO編集部