キレイな花々を種から育てるのもガーデニングの楽しみ方のひとつ。

少し手間はかかりますが咲いたときの喜びもひとしおです。苗から育てるより断然コスパがいいのも大きな魅力といえるでしょう。

そこで今回は秋に種まきをして春に開花が楽しめる、オシャレな草花を参考価格とともに紹介します。ぜひ種から育てるガーデニングにトライしてみてくださいね。

種の種類とまき方

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種の種類

花の種には、大きく分けて下記の2つの種類があります。

  • 好光性種子
  • 嫌光性種子

好光性種子は発芽するときに光が必要な種子です。好光性種子を育てるとき、覆土を厚くしてしまうと芽が出なくなりますので注意が必要です。

一方、嫌光性種子は光を嫌う種子のこと。こちらは光を極力避けるように土を被せて育てます。植物の種類によって覆土の厚さは変わります。

種のまき方

花の種のまき方にはさまざまな方法がありますが、代表的なのは、直まき、床まき、スジまきです。

直まきは、花壇や鉢などに直接種をまく方法です。発芽しやすく丈夫で育てやすい植物に向いており、一番手軽にまける方法です。

床まきは育苗箱やポリポットに種をまき、本葉が出てから庭や花壇に移植する方法です。「箱まき」「ポットまき」とも呼ばれています。苗が育ちやすいのが特徴です。

筋まきは土の上、あるいはプランターや育苗箱に浅い溝を掘り、溝のなかに種をまく方法です。芽が一直線に生えてくるので生育の良し悪しが分かりやすく、間引きしやすいのが特徴です。