やりがい搾取の「ブラックインターン」実際に聞いたヤバい話。餌食にならないためには?
【LIMO・U23編集部】24卒の私が「長期インターンシップのメリット」も教えます!
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「長期インターンシップは就活に有利」なんて話を聞いて、長期インターンを検討している学生も多いのではないでしょうか。
「24卒」として1年以上長期インターンをしている私は、この経験が今後のキャリアを考える上で役に立ったと実感することが多くあります。
「インターンをしようか迷っている人は、ぜひ一度チャレンジしてみて!」と言いたいところですが、中には学生に無茶な労働をさせる「ブラックなインターン」も存在します。
この記事では、長期インターンを始めようか迷っているみなさんにU23編集部の声も含めて、長期インターンのリアルをお届けします。「ブラックなインターン」の実例も紹介しながら、ブラックインターンに引っかからないためのチェック項目もご紹介します。
現在長期インターンをしていて「続けるか、迷っている」という人にも読んでもらいたいと思います。
長期インターンシップの「やりがい・メリット」
複数企業で長期インターンに参加した24卒の私が考える「長期インターンシップのメリット」は以下の3つです。
- アルバイトと違った実務を経験できる
- 社会人と関わる機会が増える
- 就活仲間が見つけられる
アルバイトとは違い、将来の実務に繋がるさまざまなタスクを経験し、自分の意外な才能に気がつくことができ、キャリアプランが明確になりました。
これが「ブラックインターン」に関わってしまうと、やりがいやメリットとは遠い、疲弊するだけで終わってしまう可能性も。就活に有利どころか、働くことへのモチベーションまで失ってしまうかもしれません。
将来を考える上で大切な学生期間を「やりがい搾取」に奪われてしまうのは避けたいところです。注意すべき項目を把握して、自分にあったインターンを見つけるきっかけにしてみてくださいね。
執筆者
LIMO・U23編集部は、くらしとお金の経済メディア「LIMO」編集部に所属するインターン生で構成された編集部です。LIMO編集部メンバーにメンターとして監修してもらいながら、Z世代の視点で情報発信していきます。U23編集部メンバーは全員、大学・専門学校に在籍する現役学生。就活や勉強のことから、学生のお金事情やライフハックまで、U23編集部と同世代の読者の方が気になる話題を、ときには鋭く、ときには寄り添って発信していきます。
2024年7月現在メンバーの在籍校は、慶應義塾大学、国際教養大学、駒澤大学、津田塾大学、東京女子大学、東京デザイナー学院、一橋大学、龍谷大学、横浜市立大学、早稲田大学。LIMOのインターンシップは、フルリモートの環境を生かして実施しています。(2024年7月12日更新)
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部 編集長室
LIMO編集部記者/校閲者/編集者/介護・終活記事担当
早稲田大学第一文学部卒。公益法人勤務を経て、フリーランス校閲・校正者として15年以上の経験を持つ。2020年よりLIMO編集部に所属。介護離職寸前の状態となったが、配置転換や社内初の介護休暇取得を経てビジネスケアラー生活を乗り切り、認知症の家族の看取りを経験した。一般社団法人終活協議会「終活ガイド資格1級」「認知症介助士」取得。現在は、厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、介護や終活など「シニアを取り巻くくらしとお金」にまつわる記事を担当。趣味は美術館巡り、映画鑑賞、庭いじり(2024年7月10日更新)