3. 【厚生年金】12月の年金支給日に「ひとりで30万円」が支給されるのはどんな人?

2023年度の厚生年金から算出した「ひとり分」の老齢基礎年金と老齢厚生年金の合計額は月額「15万8232円」です。

年金支給日にひとりで30万円が支給される人がいるようですが、どういう人なのか探っていきましょう。

実は公的年金は2ヶ月に1度の支給となります。

2023年度の次回の年金支給日は12月15日ですが、年金月額「15万8232円」の人はこの日に2ヶ月分となる31万6464円が支給されます。

出所:日本年金機構「年金はいつ支払われますか。」

モデル夫婦世帯の夫と同じようなケースであれば、年金支給日にひとりで約30万円が支給されるということになります。

月額が30万円ある人は、年金支給日に60万円が支給されるということになりますね。

さて、ここまで見てきた年金額はあくまでも「額面」となりますのでご留意ください。

老齢年金については税金や保険料が天引きされるため、手取り額はこれより少なくなります。

※年金額によっては天引きされないケースもあります。

毎年6月には「年金振込通知書」が郵送されますので、通知書にて実際の振込額を確認することができます。