投資はお金を増やすことを目的とした資産運用のスタイルです。
生活費の足しやお小遣い目的にスタートを検討している方も多いでしょう。
本記事では投資で月5万円稼ぐ方法やおすすめの投資商品を紹介します。
1. 投資とは
投資とは利益を見込んで資金を投じることです。
例をいくつかあげてみます。
- 事業や企業の成長を見込んで株式を購入
- 日本の株式市場の成長を見込んで日経平均株価に値動きを連動させる投資信託を購入(インデックス・ファンド)
※投資信託とは投資のプロ(ファンドマネージャー)に資金の運用をおまかせできる金融商品のことです。
投資は預貯金と比べて大きなリターンが期待できます。
一方で元本割れによる損失の可能性がある点には注意が必要です。
2. 投資で月5万円稼ぐ方法
投資で月5万円稼ぐにはどうすればよいのでしょうか?
まずは必要な資金について解説します。
2.1 投資で月5万円稼ぐなら1500万円は欲しい
投資で月5万円稼ぐなら1500万円は欲しいところです。
この数値は「FIRE」で用いられている4%ルールに基づいています。
FIREとは「経済的自立による早期退職」を意味する言葉です(Financial Independence Retirement Early)。
FIRE達成後は投資の不労所得だけで生活費を賄っていく生活スタイルとなります。
FIREの「4%ルール」は米・トリニティ大学の研究結果をもとにしており、生活費の25倍のお金があれば資産運用のみで生きていけるという考え方です。
4%はアメリカの一般的な株価上昇率(7%)から物価上昇率(3%)を差し引く形で求められています。
したがって日本に必ずしも当てはまる数値ではありませんが、1つの指標とはなるでしょう。
まとめると、1500万円を毎年4%のリターンで運用すれば月5万の収入が発生します。
投資で月5万円を得るなら1500万円の資金を用意するようにしましょう。
3. 1500万円なくても月5万円稼ぐために投資を始めるべき理由
「1500万円もお金がないから投資で月5万円は諦めよう」
ここまででそう感じた方も多いでしょう。
しかし、1500万円の資金がないからといって投資自体をやめてしまうのはもったいない話です。
投資には複利効果があります。
複利効果とは運用益を再投資していくことで元本と利益が相互に大きくなっていく効果のことです。
つまり、投資にはお金を指数関数的(複利的)に増やしていく役割が期待できるのです。
余剰資金をなるべく投資商品として運用すれば、効率的に月5万円の運用益を目指すことができるでしょう。
4. 忙しい社会人や投資未経験者には投資信託がおすすめ
株式・債券・不動産など、投資できる資産や商品はさまざまです。
しかし、本記事を読んでいる方の多くは投資未経験者であったり、忙しい社会人や主婦の方であったりするのではないでしょうか?
そのような方には「投資信託」をおすすめします。
投資信託は投資のプロに資金の運用をおまかせできる金融商品です。
一般社団法人投資信託協会では以下のように定義されています。
「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
出所:投資信託協会「そもそも投資信託とは?」
投資家は運用方針や主要な投資対象がことなる約6000本の商品から好きなファンドを購入できます。(出所:投資信託協会「投資信託の全体像(純資産総額・ファンド本数)直近データのバックナンバー」)。
投資信託は100円から始められます。
また長期的に資産を大きくしていくのであれば投資先を分散させる「分散投資」が重要です。
こうした高度な手法をプロのファンドマネージャーにおまかせできる点も投資信託の魅力といえるでしょう。
一方で投資信託には以下の手数料がかかります。
- 購入時手数料:投資信託の購入時にかかる手数料
- 信託報酬:投資信託の保有中にかかる手数料。保有額に対して年率の形で毎日発生する
- 信託財産留保額:投資信託の解約時にかかる手数料
ただし、最近では購入時手数料と信託財産留保額を無料としている投資信託も数多く見られます。
5. 資信託を運用するなら楽天証券がおすすめ
投資信託の購入には証券口座が必要です。
あまたの金融機関が証券口座を提供していますが、なかでも投資信託の取引におすすめなのが「楽天証券」です。
楽天証券は手数料・商品ラインナップ・独自サービスのいずれにも優れたオールラウンダーなネット証券であり、総合口座数は900万を突破しています(2023年4月時点)。
国内株式の取引手数料は現物・信用とも無料、外国株も米国・中国・ASEANと幅広くカバーしています。
※ASEAN=シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア
また、投資信託は2563本をラインナップ、つみたてNISA対象商品の取扱数も199本と業界最高水準です。
※楽天証券に関するデータは2023年10月19日時点の確認情報に基づきます。
参考資料
久保田 雅大
・投資で月5万円を稼ぐには1500万円ほどの資金が必要
・1500万円の資金がなくても投資を始めることで効率的に月5万円の不労所得を目指せる
・投資を始めるなら楽天証券での投資信託運用がおすすめ