【特養など】介護施設に家族が入居すると、老後の話題が身近に
■家族と老後について話していること
※身近な人が「まだ老人ホームに入居した人」
- 老人ホームについて:23.2%
- 受けたい介護について:20.0%
- 遺品整理、住まいの片付けについて:19.5%
- 遺産について(金融資産、不動産など):20.9%
- 認知症になった場合の対応、資産管理について:16.2%
- 延命治療、終末期に受けたいケアについて:19.4%
- お墓について:21.1%
- あてはまるものはない:30.8%
同調査では、家族、親族など身近な人が介護施設に入居した人(n=2000)と、そうでない人(n=48736)で、意識の違いがどの程度あるのかを比較しています。
身近な人が介護施設に入居する場合、老後の話題はぐんと身近になる模様。7項目中4項目で20%を超える人が「話している」と回答しています。
具体的には、「老人ホームについて」が最多の23.2%、次いで「お墓について(21.1%)」「遺産について(20.9%)」の回答が上位にランクイン。
在宅介護から施設介護への切り替えは、介護する家族や親族にとっても大きなインパクトがあるできごとです。自然と老後について話すきっかけとなっていることがうかがえます。
ここで大きく上昇したのは「老人ホームについて」をのぞき、「受けたい介護について」(14.5%上昇)と「遺品整理」(11%上昇)、「認知症になった場合」(10.1%上昇)でした。
いずれも、施設入所にともない必然的に話題に出す機会が増える項目であると言えます。