住宅ローンの借り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。
中には同じ銀行で借り換えをしたいと思っている方もいるでしょう。
今回は、住宅ローンの借り換えは同じ銀行でもできるか、同じ銀行で返済の負担を下げる方法についても解説していきます。
当記事を参考に住宅ローンの借り換えを検討してみてください。
1. 住宅ローンの借り換えは同じ銀行でもできるか
結論から申し上げると、基本的に住宅ローンの借り換えは同じ銀行の場合できません。
住宅ローンの金利を下げたい場合や、付帯サービスなどを見直したい場合に、借り換えする場合は別の金融機関にて行う必要があります。
ただし、金融機関によっては、フラット35からフラット35への借り換えができる場合があります。
例えば、金利の高い時期にローンを組んでいて低い金利に借り換えたいケースや、フラット35を15年以上返済していて、金利の低いフラット20にしたいケースなどです。
あくまで、フラット35からフラット35への借り換えは金融機関によってはできない場合があるので、その点は注意しましょう。
2. 同じ銀行で返済の負担を下げる方法
基本的に住宅ローンの借り換えは同じ銀行の場合できませんが、現在の借入先を変更せずに、返済負担を下げる方法があります。
2.1 金利タイプを変更する
同じ銀行で住宅ローンの借り入れ条件を見直す場合、金利タイプの変更するという方法があります。
変動金利から固定期間選択型や、固定期間選択型から変動金利などです。
ただし、全期間固定金利は変更できない金融機関が多くなっています。
2.2 金利の引き下げ交渉を行う
あまり現実的ではありませんが、金利の引き下げ交渉を行うことで、交渉に応じてくれる可能性はゼロではありません。
金融機関の競争はもちろん、獲得した顧客を、借り換えで手放したくないはずです。
ただし、準備をしっかりしておく必要があり、借り換え候補先に事前審査を申し込んで書類などを入手しておき、交渉に進む必要があります。
2.3 繰上げ返済で利息を減らしていく
繰り上げ返済をすれば、銀行や金利タイプの変更をせずとも、比較的簡単に利息は減らせます。
利息を減らせば総返済額も少なくなりますが、手元にまとまった資金が必要です。
手軽に総返済額を少なくしたい方は、繰り上げ返済を検討してみてはいかがでしょうか。
3. 他の金融機関に借り換えるほうがメリットが多い
基本的に住宅ローンの借り換えは同じ銀行の場合が多いです。
借り換えをせずに、月々の負担を減らす方法もありますが、借り換えるほうがメリットが多い場合もあります。
3.1 多くの金融機関を比較検討できる
住宅ローンは多くの金融機関が扱っていますから、借り換えなら金利を引き下げられる可能性が高く、最も適したものを検討できます。
多少手間と費用はかかっても、住宅ローンの条件を大きく見直したい場合には借り換えがいいでしょう。
3.2 付帯サービスを見直せる
他の金融機関で借り換えをする場合は、付帯サービスも見直すことができます。
万が一の際に、付帯サービスを手厚くすることもできます。
金利に目がいきがちですが、ぜひ付帯サービスにも目を向けてみてください。
MeChoice編集部
・住宅ローンの借り換えは同じ銀行ではできない
・同じ銀行で返済の負担を下げる方法「金利タイプを変更する」「金利の引き下げ交渉を行う」「繰上げ返済で利息を減らしていく」
・他の金融機関に借り換えるメリットは「多くの金融機関を比較検討できる」「付帯サービスを見直せる」