資産形成の有効な手段となる投資はいくらから始められるのでしょうか?
今回は投資を始めるために必要な資金について解説します。
また、少額からスタートできる投資商品も紹介します。
1. 投資とは
投資とは利益を見込んで資金を投じることです。
例をいくつかあげてみます。
- 事業や企業の成長を見込んで株式を購入
- 日本の株式市場の成長を見込んで日経平均株価に値動きを連動させる投資信託を購入(インデックス・ファンド)
※投資信託とは投資のプロ(ファンドマネージャー)に資金の運用をおまかせできる金融商品のことです。
投資は預貯金と比べて大きなリターンが期待できます。
一方で元本割れによる損失の可能性がある点には注意が必要です。
2. 投資はいくらから始められるか
投資は少額からでも始められます。
以下のような金融商品なら1000円もあれば購入できるでしょう。
- 単元未満株
- 投資信託
それぞれについて以下で詳しく紹介していきます。
2.1 単元未満株とは
日本株は原則100株単位での購入が基本となります。
ある企業の株式を購入するには、株価に100を乗じた金額が必要ということです。
たとえば、2023年10月19日時点におけるソニーグループの株価は12640円(終値)なので、同社の株を取得するには最低でも126万4000円が必要となります。
個人投資家にとって100万円超はなかなか用意できる金額ではありませんよね。
そこで、いくつかの金融機関では単元未満株(100株に満たない株式)を購入できるサービスを提供しています。
具体的には、楽天証券の「かぶミニ」やSBI証券の「S株」、auカブコム証券の「プチ株」などがあり、いずれも日本株を1株から購入できます。
3. 投資信託とは
投資信託は投資のプロに資金の運用をおまかせできる金融商品です。
一般社団法人投資信託協会では以下のように定義されています。
「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
出所:投資信託協会「そもそも投資信託とは?」
投資家は運用方針や主要な投資対象がことなる約6000本の商品から好きなファンドを購入できます。(出所:投資信託協会「投資信託の全体像(純資産総額・ファンド本数)直近データのバックナンバー」)。
一方で投資信託には以下の手数料がかかります。
- 購入時手数料:投資信託の購入時にかかる手数料
- 信託報酬:投資信託の保有中にかかる手数料。保有額に対して年率の形で毎日発生する
- 信託財産留保額:投資信託の解約時にかかる手数料
ただし、最近では購入時手数料と信託財産留保額を無料としている投資信託も数多く見られます。
投資信託は100円から始められることから、投資未経験者の方でも始めやすいでしょう。
4. 単元未満株・投資信託を運用するなら楽天証券がおすすめ
単元未満株や投資信託の購入には証券口座が必要です。
あまたの金融機関が証券口座を提供していますが、なかでも単元未満株・投資信託の取引におすすめなのが「楽天証券」です。
楽天証券は手数料・商品ラインナップ・独自サービスのいずれにも優れたオールラウンダーなネット証券であり、総合口座数は900万を突破しています(2023年4月時点)。
国内株式の取引手数料は現物・信用とも無料、外国株も米国・中国・ASEANと幅広くカバーしています。
※ASEAN=シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア
また、投資信託は2563本をラインナップ、つみたてNISA対象商品の取扱数も199本と業界最高水準です。
「かぶミニ」では日本株を1株から売買手数料無料で取引できるほか、リアルタイム取引にも対応しています。
少額取引でも「株価チャートを見ながらリアルタイムで売買してみたい」という方にはうってつけといえるでしょう。
※楽天証券に関するデータは2023年10月19日時点の確認情報に基づきます。
参考資料
MeChoice編集部
・投資は少額から始められる
・単元未満株や投資信託なら1000円以下で始められる
・単元未満株・投資信託の取引には楽天証券がおすすめ