皆さんは「蛙化現象」という言葉をご存じでしょうか。
どうやらZ世代の間では当たり前のように知られている言葉のようで、「蛙化現象」をテーマにしたカードゲーム「カエルカアリナーシ」が発売されるくらいの勢いになっています。
また、株式会社N.D.Promotionの調査によると、Z世代が選ぶ2023年の上半期トレンドランキングの言葉部門でも「蛙化現象」が1位に。
でも、私がこの言葉の意味を知ったのはつい最近のことで……。実際に世間的ではどの程度知られているのかな、とちょっと気になりました。
今回は「蛙化現象」の認知度や、「蛙化現象」はどんな場面で起きるのかなどを、LIMO・U23編集部員たちの声を交えながら紹介していきます。
1. 「蛙化現象」ってナニ?
冒頭から何度も登場している蛙化現象、主に2種類の意味で用いられるようです。
■もともとの意味としての「蛙化現象」
→好きな相手から好意を示された途端に嫌悪感を抱いてしまうこと
■最近の流行語として使われている「蛙化現象」
→好きな人のささいな行動で気持ちが冷めてしまうこと
よく使われる意味としては「好きな相手のささいな行動で急に気持ちが冷める」という認識でよさそうですね。
意味の由来としては、王女から気持ち悪がられていたカエルが、王子様の姿に変身してハッピーエンドを迎えるグリム童話の「カエルの王さま」がもとになっています。
相手に冷めたことで気持ち的に「王子様から蛙に戻ってしまった」ということから「蛙化現象」と言う名がついたようですね。
1.1 トレンドワードの【蛙化現象】認知度はどのくらい?Z世代とミレニアル世代を比較!
株式会社ネクストレベルが運営するマッチングアプリ大学が、蛙化現象の認知度について調査を行っていました。
それによるとZ世代での認知度は90%以上でした。(私は残りの10%ということですね……)そしてミレニアル世代(26〜41歳)でも約70%の人が言葉の意味を知っているようです。
流行りのものはチェックしていかないと、人と会話ができなくなりそうで個人的にはちょっと焦りを感じます。