ひとり親への支援策
ひとり親への支援策は、大きくわけて以下の3つです。
- 児童育成手当
- 児童扶養手当
- 子育て世帯生活支援特別給付金
それぞれの内容について確認しましょう。
ひとり親への支援策1. 児童育成手当
児童育成手当とは、ひとり親世帯の場合に、子どもの人数に応じて給付金が受けられる制度です。
一般的に、子ども1人につき月額1万3500円が支給されます。
支払いは3回に分かれていて、支払い月は毎年2月、6月、10月です。
- 2月(10月から1月分)
- 6月(2月から5月分)
- 10月(6月から9月分)
児童育成手当を受給する場合、所得制限が設けられています。
所得制限の上限額は、下表を参考にしてください。
申請後は、給付金を支給する世帯に該当しているか確認するために、自治体へ現況届の提出が必要です。
自治体によって、現況届を提出するタイミングが異なります。
そのため、これから児童育成手当を受給する場合は、現況届の提出時期がいつになるのか確認しておきましょう。
ひとり親への支援策2. 児童扶養手当
児童扶養手当も、児童育成手当と同じくひとり親世帯への支援制度です。
児童扶養手当は、所得によって「全部支給」「一部支給」または「不支給」のいずれかになります。
手当の月額は、以下の通りです。
- 全部支給:月額4万4140円
- 一部支給:月額4万4130円から1万410円のうち計算に基づいて決定
第2子以降は、上記の金額に加算して支給される形になります。
児童扶養手当にも所得制限があり、例えば府中市では下記のとおりとしています。
児童扶養手当の受給者数は、2021年3月末時点で87万7702人が受給しています。
ひとり親世帯では、児童扶養手当が受給できないか、まずは確認しましょう。