株や投資信託などの投資を始める場合が、証券口座の開設が必要です。

証券口座を持っていれば、様々な投資をすることができますが、証券口座は持ってるだけで手数料が発生するのではないかと疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。

今回は、証券口座は持ってるだけで手数料が発生したりリスクやデメリットはあるか、証券口座をつくるメリットとあわせて解説していきます。

当記事を参考に証券口座の開設を検討してみてください。

楽天証券の口座を開設する

1. 証券口座は持ってるだけで手数料が発生するか

証券口座は持っているだけでは手数料は発生しません。

投資のスタートに証券口座をつくるか検討している方は、とりあえず口座開設してみることをおすすめします。

2. 証券口座は持ってるだけでリスクやデメリットはあるか

前述したように、証券口座は持ってるだけは手数料などは発生することがないので、リスクやデメリットはありません。

証券口座を持っていれば、いつでも投資をスタートできるので、持っておいても損はないでしょう。

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3. 証券口座をつくるメリット

証券口座をつくるメリットは以下のとおりです。

  • 投資に役立つ無料のサービスを使うことができる
  • 銀行口座との連携で金利がアップする場合がある

順番に解説していきます。

3.1 メリット1:投資に役立つ無料のサービスを使うことができる

例えば、以下のようなものがあります。

  • マネックス証券:高機能分析ツール「銘柄スカウター」で過去10年間の企業業績などが分析可能
  • 松井証券:「マーケットラボ」で信用情報など投資に役立つ情報が入手可能
  • auカブコム証券:「auカブコム投資情報室」でオリジナル投資情報が読める

このように、投資に役立つ無料のサービスを使うことができる点が証券口座を解説するメリットです。

3.2 メリット2:銀行口座との連携で金利がアップする場合がある

例えば、以下のようなものがあります。

  • 楽天証券:楽天銀行と連携すると預金金利が年0.1%
  • auカブコム証券:auじぶん銀行と連携すると預金金利が年0.10%
  • GMOクリック証券:GMOあおぞらネット銀行と連携すると預金金利が年0.11%

このように、銀行口座との連携で金利がアップする場合があります。

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4. 複数の証券口座を持っておくメリット

証券口座は持っているだけでも、放置していても、特にデメリットはありません。

投資に役立つ無料のサービスを使うことができるほか、銀行口座との連携で金利がアップする場合があります。

複数の証券口座を持っておき、使い分けることで以下のメリットを得られます。

  • IPOの当選確率をあげることができる
  • システムトラブルの際に取引の機会を逃しにくい
  • 使い分けることで手数料を下げられる

順番に解説していきます。

4.1 メリット1:IPOの当選確率をあげることができる

IPO(新規公開株式)とは、企業が自社株式を証券取引所に上場して、一般投資家が売買できるようにすることです。

IPOの取り扱い割り当て株数は、証券会社によって異なりますが、複数の証券口座を作ると、IPO株の当選確率がアップします。

口座を持っているだけでIPOの抽選に応募できるためです。

IPOの当選確率をあげるなら、IPO実績が多い証券会社の口座を複数開設することをおすすめします。

4.2 メリット2:システムトラブルの際に取引の機会を逃しにくい

1つだけの証券口座を持っている場合、その証券会社がシステムトラブルなどによって利用できなくなってしまうと取引の機会を逃してしまいます。

もしシステムトラブルによって取引できない間に、株が暴落などしてしまった場合は、実際に損失が生じてしまいます。

取引する口座を複数用意して、保有している株も分散させることで、リスクをおさえることができます。

4.3 メリット3:使い分けることで手数料を下げられる

証券会社によって扱う金融商品の手数料が異なる場合があります。

商品ごとに手数料が安い証券会社を選ぶことで、コストを低くすることができます。

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5. 複数証券口座を持っておくデメリット

複数証券口座を持っておくデメリットは以下のとおりです。

  • 資金状況を把握しづらい
  • 信用取引を行う場合は担保とする保証金の額が低くなる

順番に解説していきます。

5.1 デメリット1:資金状況を把握しづらい

複数証券口座を持っておくことの最大のデメリットは、全体の資金状況を把握することが難しくなることです。

各口座の資産状況を自分で計算をしなければならなくなります。

銀行・証券口座を複数まとめて管理してくれるアプリを導入することで、解決できます。

5.2 デメリット2:信用取引を行う場合は担保とする保証金の額が低くなる

信用取引とは、投資家が証券会社から資金や株式を借りて行う株式取引のことです。

1つの口座に入れておける金額が低くなるため、結果的に信用取引を行いづらいデメリットがあります。

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藤原 悠喜

まとめ
証券口座は持ってるだけで手数料が発生する?リスクやデメリットはあるか、証券口座をつくるメリットとあわせて解説

・証券口座は持ってるだけで手数料は発生しない
・証券口座は持ってるだけでリスクやデメリットはない
・証券口座をつくるメリットは「投資に役立つ無料のサービスを使うことができる」「銀行口座との連携で金利がアップする場合がある」など