2024年1月から新NISAが始まります。

新NISAは年間に投資できる金額が360万円に増え、非課税期間も無期限となるため、現行NISAと比べてさらに使いやすい制度です。

そんな新NISA開始に伴い、現行のつみたてNISAや一般NISAの口座を開設している金融機関から、新NISAの口座を利用する金融機関を変更したいと思っている人も多いかもしれません。

特に、現在つみたてNISA口座を銀行で開設している人は注意が必要です。銀行は株式を直接購入できないため、新NISAがはじまっても成長投資枠で株式投資をできないという注意点があります。

では、金融機関を変更する際はほかにどのようなことに注意する必要があるのでしょうか。

手続き方法と新NISA口座を開設すべき金融機関の選び方の観点で、ポイントを3つ紹介します。

【新NISA】金融機関変更には手続きが必要になる

現行のNISA口座を開設している金融機関から新NISAの口座を開設する金融機関を変更する場合、手続きが必要となります。

これは、NISA口座は1人1つしか持つことができないためです。

そのため、まずは現在NISA口座を保有している金融機関に新NISAの口座を開設する金融機関を変更したい旨を伝えましょう。「勘定廃止通知書」や「非課税口座廃止通知書」をもらうことができます。

次に、受け取った書類を新NISA口座を開設したい金融機関へ提出しましょう。金融機関での登録手続きが完了したら、新たな金融機関で新NISAを始められます。

上記は基本的な流れですが、金融機関によって手続きや内容が異なりますので、詳しくはご利用の金融機関でご確認ください。

前の金融機関に届け出をしないで、新NISAの口座を別の金融機関で開設しないように注意しましょう。