注文住宅の後悔点1:玄関の屋根が大きくない

「玄関の屋根が大きくないために、雨の日などに濡れてしまう点に後悔しています」

玄関の屋根が小さいと、傘をさしていた場合に玄関の前でたたむとき、身体が雨で濡れてしまいます。

他に玄関屋根には、直射日光を避ける、玄関ポーチの汚れを防ぐ、建物の外観のイメージアップを図ることなどの重要な役割があります。

一方で玄関屋根の軒の出が1メートルを超えてしまったり、柱や壁で屋根を支えていたりする場合には建築面積に算入されてしまうので、建ぺい率オーバーに注意が必要になります。

注文住宅の後悔点2:勝手口の階段1段の高さが高い

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「勝手口を設けたことで、車で買い物をしてきたときにすぐに荷物を室内に入れられて便利なのですが、駐車場から勝手口までの階段1段の高さが高く、重いものを運び入れるのが大変です」

一般的に屋外階段の1段の高さ(蹴上)は15~20cm程度、踏板上面の寸法(踏面)は30cm程度が望ましいとされています。

重たい荷物を持っても上り下りしやすいように、できるだけ急勾配にならないように設計することが大切です。

注文住宅の後悔点3:浴室の位置や窓の大きさ

「浴室の位置を隣家の駐車場近くにしてしまったため、入浴中に隣の人が駐車場で作業をしていたり子供が遊んでいたりすると、とても気になってしまいます。また換気を考えて浴室に大きめの窓を設置したことも、後悔のひとつです」

一般的に、浴室は家の北側に配置することが多いのですが、プライバシーが求められる場所なので、外部の視線から遮断することが重要になります。

したがって隣地や道路との位置関係に十分な配慮をすると共に、窓の大きさや設置する位置などにも注意することが大切です。

後付けできる専用の目隠し(ブラインドスクリーンキット等)もあるので、外部からの視線が気になるようであれば設置を検討してみると良いでしょう。

注文住宅の後悔点4:リビングの壁面が少ない

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「リビング中心の間取りにするのが夢でした。

しかし、色々な部屋からリビングに出入りできるようにした結果、リビングの壁面が少なくなって壁掛けテレビや家具などの配置が困難になってしまいました」

来客を招いたり家族全員でくつろいだりするリビングは、ただでさえいろいろなものを詰め込んでしまいがちです。

そのため窓や各部屋への出入り口が多くなると、壁面が不足してしまうのはよくあることです。

したがって事前のプランニングの段階で、優先順位を良く考えて必要最低限の家具の配置を決めると共に、窓や各部屋への出入り口の位置や大きさを計画することが大切です。

注文住宅の後悔点5:2階のベランダをあまり使っていない

「布団や洗濯物を干すために2階に大きなベランダを設置しましたが、実際には2階に洗濯物を持って行くのが面倒なので、1階に干しています。

そのため、ベランダは布団干しに利用する程度になってしまい、掃除をするのも大変なので後悔しています」

ベランダの使い方は人それぞれで、テーブルや椅子を置いてティータイムを楽しんだり、ガーデニングをしたり、エアコンの室外機を置くスペースにしたりする人もいるでしょう。

しかし布団や洗濯物を干すのがメインであれば、どのくらいの量を干すのかを事前に良く考えておく必要があります。

庭付きの一戸建住宅の場合には、洗濯物は1階に干すという方も少なくありません。