2024年に予定されているNISA制度の刷新、9月に首相が発言した資産運用特区の創設など、最近は投資や資産運用に関するニュースを多く耳にするのではないでしょうか。

投資というと「怖いもの」「損をする」「1日中パソコンを眺めている必要がある」というイメージがあるとよく聞きます。

そんな投資とは実際どのようなものなのかについて、学生の間から実際に株式や投資信託を保有しているLIMO・U23編集部のメンバーの生の声も交えてお伝えしていきたいと思います。

「投資」ってなに?ギャンブルとどう違うの?

初めに「投資」について整理しましょう。

投資とは利益を得るために資本を投じる活動を指します。

一般的に投資というと、企業が新しい事業を立ち上げたり、設備を立てたりすることについても指します。しかし、昨今話題に上がっているのは金融商品への投資のことです。

皆さんも投資というと株式や暗号通貨などを買うこと、というイメージが強いのではないでしょうか。

今回は金融商品への投資について解説していきます。

「投資」と「ギャンブル」の違い

ギャンブルとは娯楽目的の賭け事のことを指します。

一時的な遊びとして楽しまれることが多く、効率的にお金を増やすことが目的ではありません。

投資は一定の期間を想定して継続的に利益を得る目的で行うため、ギャンブルとは目的が異なるということになります。

よくイメージするトレーダーは「投機」

しかし、株式や暗号資産と聞くと1日中取引をしている人のイメージや大損して借金まみれになるといったイメージがあるのではないでしょうか。

上記のやり方は金融商品を短期取引することで利益を狙う方法であり、投資ではなく「投機」と呼ばれるギャンブル性が高い手段になります。

もちろんこの短期取引を生業としているトレーダーの方もいらっしゃいますが、資産運用における投資とは異なる性格を持つ点を知っておく必要がありそうです。

同じ金融商品に対する行動なのでしばしば混同されがちですが、投資と投機にはこのような違いがあります。