これから注文住宅を検討している方は、後悔のない間取りにしたいと考えていることでしょう。

国土交通省総合政策局建設経済統計調査室の令和4年建築着工統計調査報告によると、令和4年の全国の新設住宅着工戸数(概要)は85万9529戸で、前年比では0.4%増に。

これで2年連続の増加となりました。

しかし貸家と分譲住宅(一戸建住宅、マンション)は増加しているものの、持家(主に注文住宅)は25万3287戸となっており、前年比11.3%減になっています。

そして首都圏、中部圏、近畿圏、その他の地域すべてで同じような傾向になっています(近畿圏の一戸建分譲住宅のみ5%減少)。

一方で株式会社野村総合研究所によると、新設住宅着工戸数は2030年度には74万戸、2040年度には55万戸(うち持ち家住宅は15万戸)に減少すると見込まれています。

これは、少子高齢化で人口減少が加速し空き家が増加することと無関係ではなく、今後は現在の住まいを売却して容易に住み替えることが、できなくなることが予想されます。

したがって家を建てる(購入する)際には、今まで以上に後悔のないようにすることが重要になります。

そこで今回の記事では、実際に一戸建住宅を建てた方の体験談をもとに後悔した点を紹介します。