注文住宅の後悔5:窓が多過ぎて家具などの配置が難しい

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「窓が多過ぎて家具などの配置に頭を痛めることが多いので、もう少し窓を減らせば良かったです」

窓が多い部屋は明るくて開放感がある一方で、家具を配置できる場所が限られてしまうので、家具の配置の難易度が高くなってしまいがちです。

しかし窓の大きさや数については建築基準法による制約があるため、最低限度の面積を確保しなければなりません。

また窓が少ない部屋は風通しも悪くなってしまうので、実際の居心地も良くありません。

したがって設置したい家具によって床に接する「掃き出し窓」や、腰の高さから上の「腰窓」・「出窓」、天井付近にある「高窓」などを上手に配置することが大切になります。

プランニングの段階から家具のレイアウトを考慮した上で、窓の大きさや設置する位置と高さを決めるようにしましょう。

注文住宅の後悔6:玄関横の納戸

「玄関横の納戸はすごく便利なのですが、靴を履いたまま出入りできるようにすればさらに良かったです」

玄関脇に納戸があると、ベビーカーやゴルフバック、レジャー用品、非常用グッズなど履物以外のものが収納できて非常に便利です。

しかし土足のまま出入りするのか靴を脱いで出入りするのかは、収納するものや使い方によって異なるので、事前に良く検討しておくことが大切です。

注文住宅の後悔7:勝手口を作らなければ良かった

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「冬場は結構冷たい寒気が入ってくるように感じるので、勝手口を作らなければ良かったです」

室内の熱の多くは窓やドアなどの開口部から出入りするといわれています。

したがって寒冷地で室内の防寒対策を最優先するのであれば、できるだけキッチンから直接出入りできる勝手口を作らないようにした方が良いでしょう。

住宅を建てて後悔した点に多い項目

住宅を建てて後悔した点には、収納スペースの不足、家事動線が悪い、メンテナンスに手間がかかることなどが多いようです。

できるだけ後悔しない様にするためには他の人の失敗例を参考にして、自分達の建てる家に活かすことが大切です。

本記事の内容を少しでも役立てていただければ幸いです。

参考資料

亀田 融