注文住宅の後悔1:玄関横にトイレがある
この体験談は次のような方の実体験となっています。
- 【居住地】富山県
- 【建設費】1600万円
- 【年齢】40歳代
「玄関横にトイレがあるのが嫌で、来客時にトイレに入っているとすごく気を遣ってしまう」とのこと。
玄関近くにトイレがあると、生活スペースと離れているため音への気遣いが和らぐメリットがあります。
その一方で、来客時にトイレに入っていると、トイレに出入りする様子を見られてしまいがちです。
したがって玄関先で家族がお客様の対応をしている時には、トイレに出入りするのを躊躇してしまうこともあります。
できるだけ玄関の正面を通らずにトイレに出入りできるような動線を考えましょう。
注文住宅の後悔2:庭が広すぎた
「庭が広すぎたため、夏の雑草対策や冬の雪かきで難儀することが多く、もう少し狭くすれば良かったと思っています」
庭が広いと、趣味でガーデニングをしたり友人を招いて庭でバーベキューをしたりするのに役立ちますが、デメリットも少なくありません。
土のままであれば、草むしりをしたり除草剤をまいたりといった雑草対策を欠かすことができず、雪の多い地域であれば冬の雪かきなども必要になります。
若いうちであればなんとか対応することが可能でも、加齢に伴って負担になることにもなりかねません。
したがって事前に庭の用途を良く考えておくことが大切です。
注文住宅の後悔3:モダンでお洒落な和室風の部屋にすれば良かった
「和室を純和風な畳の部屋ではなく、仏壇の似合うモダンでお洒落な和室風の部屋にすれば良かった」
近年の家には和室がない家も少なくありません。
しかし家の中で寝転がるなら、心地よさの上でやはり畳は欠かせません。
現代の和室の畳や畳ぶち(畳のへり)、壁紙、障子紙、照明などには様々な種類があり、コーディネート次第ではモダンでお洒落に仕上げることが可能で、仏壇をおいても何の違和感もありません。
畳の上でゆっくりとくつろぎたいのであれば、これらの仕様を良く検討してみることをおすすめします。
注文住宅の後悔4:押し入れをなくせば良かった
「タンスなどが不要な家にするために、押し入れをなくしてウォークインクロゼットのような部屋を2階に設ければよかった」
部屋の中にタンスなどがあると視覚的にも狭く感じてしまいがちです。
人が中に入って歩くスペースがある2~4畳ほどのウォークインクロゼットがあれば、収納力が抜群なので、衣類以外の様々なものまでまとめて収納することができるようになります。
ただし収納は、収納したものを使う場所に適切な大きさのものがあることが基本になるので、各部屋の収納とウォークインクロゼットを上手に使い分けることが大切です。