投資はお金に働いてもらう手段!月100円から運用できる
副業は時間の制約から取り組むことが難しい人も多いでしょう。
一方で投資はお金に働いてもらうことで資産を増やす手段です。
やらなければいけないことは金融商品の売買のみなので、副業の時間が取れない方でもすぐにスタートできるでしょう。
また、お金がない方でも取り組みやすいのが投資の魅力です。
たとえば、投資信託なら月100円から始められます。
投資信託とは
投資信託はプロに資金の運用をおまかせできる投資商品です。
投資信託協会では以下のように定義されています。
「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
出所:投資信託協会「そもそも投資信託とは?」
約6000本ある投資信託商品(ファンド)は、それぞれ運用方針や主要な投資対象などが異なります(出所:投資信託協会「投資信託の全体像(純資産総額・ファンド本数)直近データのバックナンバー」)。
一方、投資信託には以下の手数料がかかります。
- 購入時手数料:投資信託の購入時にかかる手数料
- 信託報酬:投資信託の保有中にかかる手数料。保有額に対して年率の形で毎日発生する
- 信託財産留保額:投資信託の解約時にかかる手数料
ただし、最近では購入時手数料と信託財産留保額を無料としている投資信託も数多く見られます。
2024年からは新NISAがスタート
新NISAがスタートする2024年1月は投資を始めるのにまたとない絶好の機会と言えるでしょう。
通常、投資の利益には約20%の税負担がかかりますが、新NISAを経由して買い付けた場合には免除となります。
1年間に投資できる金額や買付対象となる金融商品などの違いによって「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類が用意されており、両制度の併用も可能です。
成長投資枠 | つみたて投資枠 | |
1年間に投資できる金額 | 240万円 | 120万円 |
非課税期間 | 無期限 | 無期限 |
投資できる商品 | 上場株式や投資信託など | 金融庁が定めた基準を満たす一定の投資信託 |
投資方法 | 一括購入とつみたて購入の両方可 | つみたて購入のみ |
対象年齢 | 18歳以上 | 18歳以上 |
ただし、成長投資枠は最大1200万円、つみたて投資枠は最大1800万円が保有限度額となります(両制度を併用する場合も1800万円が限度)。
投資に取り組むなら新NISAの利用を検討しましょう。
賃金が物価上昇率に追いつくか怪しい昨今、副業や投資でお金を作ることに対して前向きに取り組む方はますます多くなっていくかもしれません。
ぜひお金を貯める工夫の一環として投資を検討してみてください。
参考資料
- ビズヒッツ「【お金が貯まらない理由ランキング】男女500人アンケート調査」(PR TIMES)
- 投資信託協会「そもそも投資信託とは?」
- 投資信託協会「投資信託の全体像(純資産総額・ファンド本数)直近データのバックナンバー」
久保田 雅大