「新NISAのつみたて投資枠」と「つみたてNISA」の違い4つ 2024年から新NISAがスタート

つみたて投資枠とつみたてNISAの違い1.投資期間

新NISAのつみたて投資枠とつみたてNISAの違い1つ目は、投資できる期間です。

つみたてNISAにおける新規投資は、2023年末で終了します。2024年以降、新たな投資はできません。

一方で、新NISAは2024年から始まる制度です。つみたてNISAの口座を持っている人は、自動で新NISAの口座が開設されます。

なお、つみたてNISAで設定している積立設定は新NISAのつみたて投資枠に自動で引き継がれる金融機関が多いです。

そのため、現在つみたてNISAをしている人は、基本的に2024年からも手続き不要で積立投資を続けられます。

新NISAのつみたて投資枠とつみたてNISAの違い2つ目は、年間投資枠です。

新NISAの成長投資枠は年間120万円（月間10万円）の投資が可能です。そのため、つみたてNISAと比べて3倍もの金額を投資できます。

つみたてNISAの投資額が少なく感じていた人は、新NISAで投資額の増額を検討しましょう。

また、無理のない範囲での運用を考えることも重要です。

新NISAのつみたて投資枠とつみたてNISAの違いの3つ目は、非課税期間です。

つみたてNISAは、非課税期間に20年間という制限があります。つみたてNISAで2023年に投資した商品は、2042年末で非課税期間が終了です。

一方で、新NISAのつみたて投資枠は非課税期間に制限がありません。そのため、期間を気にせずに長期的な資産運用が可能です。