【10月のバラ】お手入れ〈4つのポイント〉

ポイントその1. 花ガラ摘み

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10月は心待ちにしていた秋バラのシーズン。春と比べると花数も少なく花の大きさも小ぶりで、開花期間もやや長めです。秋バラを楽しんだあと、咲き終わった花ガラはこまめに摘み取っておきましょう。

ポイントその2. 病害虫対策

暑さが収まる秋はまた病害虫が多発します。黒点病やうどんこ病も発生しやすくなるので、普段から葉をよく観察して、病気に気づいたら早めに対処しましょう。

バラが急に元気がなくなったら、根を食い荒らすネキリムシや、幹に入り込むテッポウムシの仕業かもしれません。バラが枯れる前に、早めに害虫を駆除しましょう。

ポイントその3. 水やり

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水やりは少しずつ間隔を空けて、鉢植えであれば週に2回程度に。地植えはとくに水やりする必要はなく、雨水にまかせておけば大丈夫です。

水を与え過ぎるといつまでもジメジメした土壌のままで、新しい根も出せずに株が弱々しくなってしまうので気をつけましょう。

ポイントその4. 秋苗の予約

冬に植え付けるための大苗の準備もそろそろ始めましょう。早いところでは大苗の予約が始まっているところもあります。

人気の品種は予約開始と同時に完売することも。来年のバラの計画をしっかり立てて、新しく購入する品種が決まったら早めに予約しておくのがオススメです。

10月に咲いている花〈オススメ5選〉

オススメその1. キバナコスモス

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半八重咲きで黄色やオレンジ色が秋空によく映えるキバナコスモス。暑さにも強く、夏から咲き続けているものも。放任してもこぼれ種から増えるほど強健な性質です。※参考価格:300~400円前後(3号ポット苗)