証券口座を提供する金融機関は、差別化を目的に独自のサービスを展開しています。

そのため、複数の証券口座を利用することで、それぞれの特長や強みを活かした取引や情報収集が可能となるのです。

本記事では、SBI証券とauカブコム証券の複数持ちについて、そのメリットを紹介していきます。

auカブコム証券の口座を開設する

1. SBI証券とは

SBI証券はグループ1000万口座の開設実績を誇る人気ネット証券です。

オリコン顧客満足度(2023)ではネット証券部門で第1位に選ばれています。

SBI証券は手数料・商品ラインナップの両面に優れたオールラウンダーな証券会社であり、メイン口座としてもおすすめです。

国内株式の取引手数料は現物・信用とも無料(2023年9月30日~)、外国株も米国・中国・ASEANなど幅広く取り扱っています。

投資信託は2636本をラインナップ、つみたてNISAも208本と業界最多水準です。

IPOの関与率は98.9%(2023年3月通期)。2022年実績では117社のIPO銘柄を取り扱っており、IPO投資に積極的な投資家にもおすすめです。

1.1 <SBI証券が向いている人>

  • 国内株取引手数料を無料にしたい方
  • 外国株を幅広く取り扱いたい方
  • IPO投資に積極的に取り組みたい方
SBI証券の口座を開設する

2. auカブコム証券とは

auカブコム証券は三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のネット証券です。

国内株取引手数料は1日100万円まで無料であり、割引サービスも充実しています。

2.1 <auカブコム証券の国内株手数料割引サービス例>

  • シニア割:50歳以上の方の手数料を2~4%割引
  • au割:auユーザーは1%割引(要・会員サイトにてau ID登録)
  • au割 +:KDDI(9433)株式の保有株数・保有期間に応じて最大15%割

また、auカブコム証券では(事前に設定した)条件を満たしたタイミングでアクションを実行する自動売買に力を入れており、逆指値注文やUターン注文、リレー注文、時間指定注文など多彩な自動売買に対応しています。

つみたてNISAは業界最多水準となる201本をラインナップ。

投資信託の月間平均保有残高に応じて、最大0.24%のPontaポイントがたまるほか、au PAYカードによる投資信託の積立で購入額の1%がPontaポイントとして還元されます。

また、auカブコム証券のマネーコネクトを利用すれば、auじぶん銀行の金利が100倍の0.1%にアップします。

auマネーコネクトはauじぶん銀行とauカブコム証券の口座を連携することで各種メリットを受けられるサービスです。

2.2 <auマネーコネクトのメリット>

  • auじぶん銀行の普通預金金利が100倍(0.1%)
  • auカブコム証券口座からの引き落としで株や投資信託を購入する際、不足している資金をauじぶん銀行から自動入金
  • auカブコム証券で使用していない資金をauじぶん銀行へ自動出金

普段使わない資金はauじぶん銀行に預けておけるので、お得な優遇金利を最大限活用できるサービスとなっています。

auカブコム証券の口座を開設する

3. SBI証券とauカブコム証券の複数持ちのメリット

katjen/shutterstock.com

ここではSBI証券とauカブコム証券の主なスペックや独自サービスを比較してみましょう。

 

SBI証券

auカブコム証券

国内株取引手数料(1日あたり)

0円(現物・信用)※2023年9月30日~

100万円まで0円

外国株取扱範囲

米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア

米国

IPO取扱数(2022年実績)

117銘柄

23銘柄

投資信託本数

2636本

1688本

つみたてNISA商品数

208本

201本(2023年9月時点)

ポイント投資

・V、Ponta、Tポイントで投資信託が買える
・T、Pontaポイントで国内株が買える

・Pontaポイントで投資信託やプチ株が買える

投信保有残高に応じたポイント還元(毎月)

最大0.25%(Ponta、V、T、dポイント、JALマイルから選択)

最大0.24%(Pontaポイント)

クレジットカード決済の還元率(投資信託の積立投資)

0.5~5%(Vポイント)※三井住友カードの場合

1%(Pontaポイント)

独自サービス

・国内株式の取引手数料が現物・信用とも無料(2023年9月30日~)

・auじぶん銀行の普通預金金利が100倍(0.1%)

※2023年9月28日時点

国内株取引手数料、IPO取扱数、外国株や投資信託のラインナップに関してはSBI証券に軍配が上がります。

一方、auカブコム証券はさまざまな自動売買(株式)に対応している点が魅力です。

SBI証券をメイン口座として利用しつつ、株式の自動売買を活用する際にはauカブコム証券を使うなどの使い分けが考えられますね。

SBI証券、auカブコム証券は、いずれも口座開設および維持にかかる手数料が無料です。

余力があれば、ぜひ両口座の複数持ちを試してみると良いでしょう。

auカブコム証券の口座を開設する

参考資料

MeChoice編集部

まとめ
SBI証券×auカブコム証券にはどのようなメリットがあるか

・SBI証券は国内株取引手数料や各種商品ラインナップに優れたオールラウンダー証券
・auカブコム証券はさまざまな自動売買に強み
・SBI証券をメイン口座に、自動売買用のサブ口座としてauカブコム証券を利用するなどの使い分けが考えられる