DMM.comで展開中のオンライン英会話サービスであるDMM英会話はこのほど、世代別の英語学習に関する調査結果を発表した。本調査の調査対象は18歳〜60代までの男女1,501人で、18歳〜29歳が「ミレニアル世代」と定義されている。
この調査で日常で英語に触れる機会について質問したところ「ほぼ毎日英語に触れる」と回答した割合は、ミレニアル世代が17.9%に対し、その他の世代は0.9%という結果となった。また週に1~2回以上英語に触れているミレニアル世代は半数以上(52.4%)を占めた。
次いで「週に1~2回以上、英語に触れる」と回答した人に対し、どのような形で英語に触れているかを尋ねたところ、ミレニアル世代で最も多い回答は「洋楽を聴く」(36.7%)、その他の世代で最も多い回答は「海外ドラマ・洋画を観る」(43.1%)という結果となった。「洋楽を聴く」という回答は、その他の世代でも2番目に多く、洋楽は幅広い世代を通して英語に触れる機会となっていることが読み取れる。
また、ミレニアル世代はその他の世代に比べ「海外インフルエンサーのSNSをフォローしている」「ハッシュタグで英語を使う」割合がどちらも他の世代に比べ2倍以上となった。
ミレニアル世代が日常的に英語に触れている背景として、こうしたSNSの利用が一因となっていることが予想されるという。
なお英語を学びたいかどうかという質問に対し、「とても思う」と回答した割合は、ミレニアル世代では31.9%を占めたのに対し、その他の世代では19.7%に留まった。
英語を学びたい理由に関しては、ミレニアル世代では「仕事やキャリアアップで有利になるから」という回答が最も多く(58.7%)、その他の世代では「趣味が広がりそうだから」という回答が最も多くなった(51.7%)。
LIMO編集部