5. 秋冬の庭。紅葉いろのヒューケラで庭のしっとり感が一気にアップ
5.1 ヒューケラ
多年草のヒューケラはカラフルな葉がオシャレなリーフプランツ。レッドやオレンジ、イエローなどのウォームカラーが豊富で、特にモミジのような葉色は秋の寄せ植えに合わせやすいでしょう。ダークカラーの品種も人気です。
ヒューケラは花の株元に植えてもよいのですが、ヒューケラの葉の美しさを堪能するなら準主役級の植物として植えてみるのもよいでしょう。※参考価格:500~700円前後(3号ポット苗)
5.2 ロフォミルタス
ワイン色の葉や茎が美しい低木のロフォミルタス。複数の品種がありますが、秋冬のウォームカラーの寄せ植えには「マジックドラゴン」「キャサリン」などの赤茶系の葉色がオススメです。
ロフォミルタスは日当たりと水はけのよいところで育てましょう。初夏には可愛らしい花も楽しめます。高温多湿が苦手なので、夏の管理には注意が必要です。※参考価格:1000円前後(3号ポット苗)
6. 秋の紅葉がステキな「オタフクナンテン」は、縁起モノでお正月アレンジにも重宝!
6.1 オタフクナンテン
ナンテンの改良品種のオタフクナンテンは紅葉が美しい常緑低木。小さめのポット苗で販売されており、生長しても50センチほどにしかなりません。そのため、幼苗のうちは寄せ植えなどで楽しむことができます。
北側の庭でも育てることができ、放っておいてもよく育ちます。縁起物植物なので、お正月のアレンジにも重宝します。※参考価格:600円前後(3号ポット苗)
7. まとめにかえて
今回はウォームカラー(暖色系)の植物を紹介しました。これからのシーズンはウォームカラーの花々がたくさん出回る時期。ぜひ暖かい雰囲気たっぷりのの寄せ植えに挑戦してみてください。
より季節感を強調したい場合は、色だけではなく、葉や花弁の質感などにもこだわってみるとよいでしょう。花弁や葉の質感は薄くヒラヒラするのもより、ベルベッドのような風合いやフサフサした質感の植物だと暖かみも増します。
季節は徐々に冬に近づいています。寒くなると育てられる花々も少なくなりますが、鮮やかで発色のよい植物も増えてきます。秋冬でしか楽しめない色使い、思い切り楽しんでみてはいかがでしょうか。
LIMO編集部