マーケティングリサーチのマーシュは、全国20代~50代男女を対象とした「お金と仮想通貨に関するアンケート調査」を実施し、このほど公開した(有効回答数800)。

まず、普段の買い物で実際に使っている支払い方法(複数回答)については、「現金」が97.4%、「カード類(クレジット、デビット、プリペイド、電子マネーのカード等)」が83.1%、「モバイル端末(支払い機能のある携帯電話、スマートフォンなど)」が15.3%という結果となった。モバイル端末での支払いは「機能がある」との回答は全体の24.6%であったものの、実際に使っていると回答した人は15.3%に留まった。

一方「仮想通貨」の認知度については、「詳しく知っている」が8.0%、「なんとなく知っている」が40.0%」、「言葉だけ聞いたことがある」が35.5%、「知らない」16.5%となった。

また「仮想通貨」という言葉から連想する言葉について、モノの名前、イメージ、印象、感情など種類にこだわらず1つだけ回答してもらったところ、最も多かった回答は「ビットコイン」で、全体のおよそ4割を占めた。

また「危険」「不安定」「怪しい」「怖い」「詐欺」といった、ネガティブなイメージのワードを上げた回答者は全体の約3割にのぼった一方、「便利」「未来的」「革命」といったポジティブなワードを挙げた回答者は3%にも満たなかった。その他に少数の回答としては、「仮のお金」「電子マネー」「投機」「ネット」「ゲーム」「見えない価値」「価格変動」といったワードが挙げられた。

LIMO編集部