センチュリーは、トヨタにおける最上級ショーファーカーとして、1967年に誕生しました。
欧米の高級車ブランドが席巻していた当時、世界と肩を並べられる日本の高級車を作ることを目指して、「日本の伝統的な美」を取り込んだ品格のあるデザインと、圧倒的な静粛性・快適性を実現する「人中心」の思想を設計コンセプトに、日本の技術の粋を注ぎ込み開発されたのが、初代センチュリーです。
その後、センチュリーは唯一無二の「おもてなしの心」を備えた日本を代表するショーファーカーとして、長い間大切な方を快適に目的地まで送る役目を担ってきた特別な車種です。
2023年6月に開催された新型「アルファード」「ヴェルファイア」の発表会において、プレゼンテーションをおこなっていたデザイン領域を統括するサイモン・ハンフリーズ氏が、「究極のショーファーカーであるセンチュリー。そのセンチュリーさえも、大胆に変えようと、すでに動いているのです。」とコメントしたことでセンチュリーにSUVバージョンが近いうちに登場するということが明らかになったのです。
その後トヨタが2023年9月6日に新車発表会を実施するとアナウンスされ、同時に公開されたティザー写真に映るクルマの横には、白い手袋をつけた人の姿があり、新型車がショーファーカーであることをほのめかしていました。
そして9月6日の新車発表会でついにその姿を現したのです。