株式市場の振り返り-日経平均株価は続伸、商いは今年2番目の高水準

2017年11月30日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,724円(+127円、+0.6%) 続伸
  • TOPIX 1,792.0(+5.9、+0.3%) 続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,167.2(+1.3、+0.1%) 続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,070、値下がり銘柄数:878、変わらず:89
  • 値上がり業種数:26、値下がり業種数:7
  • 年初来高値更新銘柄数:162、年初来安値更新銘柄数:6

東証1部の出来高は24億4,557万株、売買代金は4兆5,393億円(概算)となり、いずれも前日より大幅増加となりました。NY市場の上昇を受けて徐々にリスクオフモードになったことに加え、MSCI指数の銘柄入れ替えや月末特有の売買などが重なった結果、大商いとなりました。出来高、売買代金とも今年2番目の高水準となっています。

そのような中、日経平均株価は寄り付きから安く推移し、前場の序盤には一時▲91円安となる場面も見られました。しかし、後場の半ば過ぎから一気に大幅プラス圏へ切り返し、終盤には一時+151円高まで買われました。最後はやや売りに押されたものの、連日で3桁上昇となる続伸で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、上昇率は日経平均株価より小さくなっています。

東証マザーズ総合指数は小幅続伸、売買代金は7日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は6,237万株、売買代金は1,155億円となりました。出来高は前日より微増でしたが、売買代金は小幅減少となりました。売買代金が7日連続で1,000億円を上回るなど相応に活況でしたが、大型株市場のような勢いは見られませんでした。

なお、総合指数は小幅続伸となり、再び1,200ポイント回復に向けて値固めに入ったと見られます。今後は、個人投資家の資金流入が継続するかが今後の焦点になるでしょう。

みずほFGなど金融株が堅調に推移、安川電機は一時▲8%超安の急落に

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)が大幅高となって年初来高値を更新し、KDDI(9433)、テルモ(4543)、花王(4452)なども同じく高値更新となりました。

また、三井不動産(8801)など不動産株が大幅高となり、みずほフィナンシャルグループ(8411)など金融株も堅調に推移しています。さらに、新日本製鐵(5401)が連日の高騰となり、アサヒグループホールディングス(2502)は上場来高値更新となりました。

一方、半導体関連株の下落が続いており、東京エレクトロン(8035)は一時▲5%超安の急落となりました。また、ハイテク株全般が安く、ソニー(6758)、日本電産(6594)、村田製作所(6981)など大幅安で引けています。

さらに、ソフトバンクグループ(9984)も大幅安となりました。その他では設備投資関連株も値を下げ、とりわけ、安川電機(6506)は一時▲8%超安の急落となったのが目を引きました。

新興市場では、串カツ田中(3547)が連日の爆騰で取引時間中にストップ高を付けましたが、その後は利益確定売りに押されました。また、アドウェイズ(2489)も値を飛ばしてストップ高で引けています。

青山 諭志