2. 初心者におすすめ!丈夫で強い観葉植物
それでは、初心者にも育てやすい観葉植物を紹介します。
2.1 ガジュマル
100均でも買える定番の観葉植物、ガジュマル。観葉植物の中でも高い生命力を誇り、沖縄では精霊の宿る木と言われています。
幹の途中から気根という根を出すことで株を支える支柱根になっており、同じものが1つとない独特の姿が魅力的です。
耐陰性もあるので日が入る場所なら大丈夫ですが、健康な株に育てるため、なるべく日の当たる場所で育てましょう。レースカーテン越しの日なたがおすすめです。
水やりは、土表面が乾いた時にたっぷりと与えましょう。冬で気温が低くなったら、水やりを控えめにます。低温が苦手なので、冬は冷え込む場所には置かないほうが無難です。
2.2 カポック
カポックは耐陰性が高く、丈夫な観葉植物で初心者に特におすすめ。ホンコンカポックと呼ばれる斑入り種なら、暗めの場所にも明るい印象をプラス出来ます。小ぶりのものだと、より一層おしゃれ感が増します。
直射日光に当たらないよう、時々3~4時間ほど日光浴をさせてあげましょう。
カポックは健康な状態であれば、病害虫も発生しにくい観葉植物です。そのためには毎日の葉水と、根腐れを防ぐための通気性の良い土に植えることが大切です。
観葉植物の土2:赤玉土1:鹿沼土2の配合でブレンドした土がおすすめ。病害虫を寄せ付けない健康な株に育てられます。
カポックは成長が早い植物なので、古い葉や伸びすぎた枝は剪定しましょう。生育がゆるやかになる冬の水やりは控えめにします。
2.3 サンスベリア
マイナスイオンの放出や高い空気清浄能力が期待できると人気を集めたことのあるサンスベリア。分厚い多肉質の葉が特徴で、乾燥に強いのが特徴です。
日光が好きな性質ですが耐陰性も強いので、洗面所や玄関など日の入りにくい場所にもおすすめです。
日当たりの良い場所に置く場合は、レースカーテン越しにしましょう。加湿で腐って枯れてしまうことがあるので、風通しの良い場所に置いてください。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりあげてください。気温の下がる冬は、2週に一度や月に1度の頻度での水やりで大丈夫です。
3. まとめにかえて
室内でライフスタイルに合わせた形で育てられる観葉植物。姿かたちも多種多様で、管理が簡単で初心者に育てやすいおすすめも沢山あります。自分らしい、観葉植物のある暮らしに挑戦してみてください。
大城 望