1.3 ホームタマネギ
- ヒガンバナ科
- 原産:中央アジア(諸説あり)
- 品種:黃たまねぎ、サラダオニオン、ペコロス、ルビーオニオンなど
種から育てると大変ですが、タマネギの子球を使った方法なら、今の時期に植え付けて冬に収穫することができます。オニオンセットなどの名前でホームセンターで販売されています。
植え付け
手に入れた子球はできるだけ早く植え付けます。
深さは15センチ前後、幅60センチ程度の少し大きめの横長プランターを用意します。プランターに培養土を入れ、表面はならしましょう。10センチの間隔をあけて2列の溝を作ります。
隣りと10センチ強の間隔をあけて、子球の先(とがっている方)を上にして溝に植え付けます。首が土から少しでるよう、差し込むようにして植えましょう。そのあとはたっぷりと水をあげます。
植え付け後は1週間くらいで緑色の芽が出てきます。加湿しすぎると球が腐るので水やりには十分注意します。乾燥しすぎもだめなので、よく観察してお世話しましょう。
育てていく途中で、同じところから芽が2本出てくる場合がありますが、これは分球している可能性が高いです。育てても問題ありませんが、ひとつあたりの大きさは小さくなります。大きく育てないなら、他の株の根を傷めないように小さいほうを取り除きます。好みに応じて、対策しましょう。
肥料
植え付けてから1ヶ月後より、株元に肥料を施します。
収穫
10月に植え付けると翌春が収穫時期です。まっすぐに立っていた葉が倒れると収穫の合図。天気のよい日に掘り起こし、風通しのよい日陰につるして乾燥させます。
2. まとめにかえて
日当たりのよいベランダなら、野菜を育てて収穫することは可能です。
最初はうまくいかないこともあるかもしれませんが、続けるうちにわかってくることもたくさんあります。この野菜はだめだったけど、この野菜ならうまく育ったという経験も増えてきます。
育てて収穫する楽しみ、またそれをおいしくいただくのは家庭菜園ならではです。初心者の方もぜひチャレンジしていただきたいと思います。
LIMO編集部