住宅ローンの借り換えを検討している方もいるのではないでしょうか。
いまの住宅ローンよりも好条件になるのであれば、借り換えを検討してみるのも1つの手です。
とはいえ、住宅ローンの借り換えにデメリットがないわけではありません。
今回は、住宅ローンの借り換えのデメリットはなにか、メリットとあわせて解説していきます。
当記事を参考に住宅ローンの借り換えを検討してみてください。
1. この記事を読んでわかること
- 住宅ローン借り換えのデメリット
- 住宅ローン借り換えのメリット
2. 住宅ローン借り換えのデメリット
住宅ローン借り換えのデメリットは以下のとおりです。
- 手数料がかかってしまう
- 借り換え前より条件がよくない可能性がある
- 再審査が必要になる
- 再審査に通らない可能性がある
順番に解説していきます。
2.1 手数料がかかってしまう
住宅ローンを新規で借り入れるときと同じで、借り換えには数十万円の諸費用が発生します。
この点は借り換えの際の最大のデメリットです。
フラット35などの保証料不要の住宅ローンもありますが、住宅金融支援機構が定める住宅の独自基準を満たしている必要があるので、注意が必要です。
2.2 借り換え前より条件がよくない可能性がある
変動金利は利率が低く、借り換えのメリットを感じやすい金利タイプです。
ただし、金利が上昇した場合は返済負担が大きくなってしまう可能性があります。
変動金利の場合は、こうしたリスクがある点を踏まえて検討する必要があります。
2.3 再審査が必要になる
住宅ローン借り換え時には再審査が必要になるため、書類の準備など大きな手間がかかります。
借り換えでは住宅メーカーや不動産などのサポートが受けられない点を、負担に感じるケースもあるでしょう。
借り換えることで条件がよくなる可能性はありますが、その分手間がかかる点は認識しておきましょう。
2.4 再審査に通らない可能性がある
新規借り入れよりも、借り換え時のほうが審査は厳しくなる傾向にあります。
住宅自体の資産価値が購入時より下がっていることがあるためです。
また、職業や健康状態、年収などに変化がある場合は、条件を満たせる金融機関を探す必要があります。
3. 住宅ローン借り換えのメリット
住宅ローンの借り換えのメリットは以下のとおりです。
- 金利タイプを変更可能、金利を低くできる可能性がある
- 団信の内容等を変更できる
順番に解説していきます。
3.1 金利タイプを変更可能、金利を低くできる可能性がある
金利タイプを変更できる点が、住宅ローンの借り換えの最大のメリットです。
金利の低い変動金利にすることで金利を引き下げ、ローンの利息を軽減することで返済負担を減らすことが可能です。
また、金利変動のリスクから解放されたい場合は、固定金利にすることで心のゆとりが持てます。
3.2 団信の内容等を変更できる
金融機関を変えれば受けられる特典や利用できる団信(団体信用生命保険)も変わってきます。
そのため、状況に適したプランを用意している金融機関を選ぶことで、今より条件のいい団信に加入できる可能性があります。
自分にとって最適な住宅ローンを選びなおせる点は、借り換えのメリットです。
4. まとめ
- 住宅ローン借り換えのデメリットは「手数料がかかってしまう」「借り換え前より条件がよくない可能性がある」など
- 住宅ローン借り換えのメリット「金利タイプを変更可能」「金利を低くできる可能性がある」「団信の内容等を変更できる」
MeChoice編集部