株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続伸、後場に入って切り返す

2017年11月24日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,550円(+27円、+0.1%) 3日続伸
  • TOPIX 1,780.5(+3.4、+0.2%) 3日続伸
  • 東証マザーズ総合指数 1,162.7(+8.7、+0.8%) 6日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,157、値下がり銘柄数:781、変わらず:100
  • 値上がり業種数:15、値下がり業種数:18
  • 年初来高値更新銘柄数:145、年初来安値更新銘柄数:16

東証1部の出来高は13億2,964万株、売買代金は2兆3,996億円(概算)となり、いずれも前営業日より減少しました。目新しい材料に乏しく、また、祝日明けということもあって模様眺めムードが強まりました。出来高は8月22日以来となる約3カ月ぶりの低水準でしたが、一部の値嵩株の取引が活況だったため、売買代金は極端な低水準にはなっていません。

そのような中、日経平均株価はやや荒い値動きとなりました。寄り付き間もなく一時▲142円安となる場面が見られましたが、その後は下げ幅を徐々に縮小し、後場に入ってからプラス転換して推移しました。その後、一時+44円高まで切り返すなど底堅さを見せ、終値も3日続伸で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きとなりましたが、上昇率は日経平均株価より大きくなっています。

東証マザーズ総合指数は6日続伸、売買代金は3日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は7,947万株、売買代金は1,198億円となり、いずれも前営業日並みとなりました。個人投資家の様子見スタンスは和らいでいるようですが、本格的な売買には程遠いようです。それでも、売買代金は3日連続で1,000億円を上回りました。

また、総合指数も6日続伸となり、1,200ポイント回復を目指す動きが続いています。個人投資家の資金流入が継続するかが今後の焦点になりそうです。

任天堂が急騰して年初来高値を更新、三菱マテリアルは一時▲11%超安の暴落

個別銘柄では、KDDI(9433)と東京エレクトロン(8035)が大幅高となり、ソフトバンクグループ(9984)も値を上げました。

また、任天堂(7974)が急騰して年初来高値を更新し、オムロン(6645)も連日で高値更新となっています。その他では、花王(4452)など内需関連銘柄の一角も大幅高となったのが目を引きました。

一方、円高進行を背景にトヨタ自動車(7203)やSUBARU(7270)など自動車株が売られ、三菱地所(8802)や三井不動産(8801)など不動産株も大きく値を下げました。また、子会社のデータ改竄問題が明るみになった三菱マテリアル(5711)が一時▲11%超安の暴落となり、終値も▲8%超安で引けています。

新興市場では、ラーメン店「一風堂」を展開する力の源ホールディングス(3561)が連日の爆騰となり、年初来高値を更新したほか、串カツ田中(3547)も急騰して高値を付けました。一方、サンバイオ(4592)は取引時間中に年初来高値を更新しましたが、その直後から売りに押されて急落して引けています。

青山 諭志