お金の不安が尽きない現代。
余剰資金の投資先として株を検討している方も多いのではないでしょうか?
たしかに株は投資商品としてはポピュラーな存在といえるでしょう。しかし、そのしくみ自体は決してわかりやすいものではなく、とっつきにくい印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では初心者向けに株のしくみを解説します。
株取引におすすめの証券会社も紹介するので、株に興味のある方はぜひ参考にしてください。
1. この記事を読んでわかること
2. 株のしくみ(日本株)
株は企業が発行する有価証券です。
企業は株を投資家に購入してもらうことで事業に必要な資金を調達します。
一方、投資家は資金提供の見返りとして、以下のような利益を期待できます。
- (株価上昇による)株の売却益
- (企業が稼いだ利益の分配による)配当金
また、企業によっては株主優待を実施しているケースもあり、投資家は保有株数に応じたプレゼントも期待できます(自社商品やクオカードなど)。
株式投資は企業や事業の将来性に対してお金を出すことで、未来のリターンを期待する金融商品と言えるでしょう。
株は金融機関で証券口座を開設することで取引できます。
2.1 投資信託を通じて株に投資することもできる
株は直接購入するだけでなく、投資信託を通じて投資することもできます。
投資信託はプロのファンドマネージャーに資金運用をおまかせできる金融商品です。
2023年現在は約6000本の商品がラインナップされており、それぞれ主な投資先や運用方針が異なります。
たとえば、株式投資信託のなかには、日経平均株価などの市場平均に値動きを連動させる商品もあり、マクロな市場成長からのリターンも期待できます。
投資信託も証券口座を開設することで購入できるようになります。
3. 株には単元株と単元未満株がある
日本株は原則単元株と呼ばれる売買単位で取引することになります。
現在は1単元あたり100株と決まっているため、日本株の取引には最低でも「株価×100円」の資金が必要です(上場企業の場合)。
たとえば、ソニーグループの株価を見ると、2023年9月12日の終値は1万2615円。
株を取得するには最低でも126万1500円の資金が必要です。
3.1 単元未満株とは
単元未満株とは単元株、つまり100株に満たない株式のことです。
金融機関によってはこの単元未満株を取り扱っているため、株取引を少額からスタートすることもできます。
たとえば、SBI証券の「S株」では、トヨタ自動車や日本郵船といった有名企業の株式を1株から購入できます(2023年9月13日時点)。
ただし、一般的に単元未満株の取引には制約も多く、以下のようなデメリットを受け入れなければいけません。
- リアルタイム取引ができない
- すべての企業の株式を購入できるわけではない
- 手数料が単元株取引とくらべて割高
資金に余裕があれば単元株での取引がおすすめです。
4. 株取引をするなら「楽天証券」がおすすめ
株取引には証券口座が必要です。
数多くの金融機関が証券口座を提供していますが、なかでも国内株取引におすすめなのが「楽天証券」です。
楽天証券は900万口座の開設実績を誇る日本屈指の証券会社。
NISA口座数業界NO1の人気ネット証券であり、手数料・商品ラインナップの両面で優れています。
国内株の取引手数料は1日100万円まで無料。2023年10月2日からは完全無料となります。
外国株は米国のほか、中国・ASEAN株(タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア)もカバー。
単元未満株のリアルタイム取引ができる「かぶミニ」も魅力的です。
投資信託は2611本、つみたてNISA対象商品は194本をラインナップしています。
独自サービスが魅力的なのも楽天証券のメリットです。
投資信託のつみたて投資を楽天カード決済にすれば、購入額の0.5~1%が楽天ポイントで還元されるほか、たまった楽天ポイントは投資信託・国内株・米国株・バイナリーオプションの購入代金に充当できます。
※いずれも2023年9月4日時点の情報に基づきます
参考資料
6. まとめ
MeChoice編集部