65歳以上おひとりさまの月の生活費:15万5495円
- 食費:3万7485円
- 住居:1万2746円
- 光熱・水道:1万4704円
- 家具・家事用品:5956円
- 被服及び履物:3150円
- 保健医療:8128円
- 交通・通信:1万4625円
- 教養娯楽:1万4473円
- その他:3万1872円
- 非消費支出(直接税・社会保険料):1万2356円
内訳をみてわかる通り、上記は持ち家が想定されています。
しかしおひとりさまでは賃貸というかたもいるでしょう。賃貸の場合は、たとえば家賃が5万円であれば、月の生活は19~20万円になります。
実際に老後必要な資金は持ち家か賃貸か、車は保有しているか、交通手段は何か、住んでいる地域の物価はどうかなどによっても異なります。
まずは老後月の支出がいくらであるかを明確にすることが大切でしょう。
おひとりさまの老後の収入は平均いくらか
平均をもとにするのであれば、持ち家で月約15万円、賃貸で19~20万円の収入があれば貯蓄を切り崩さずにすみます。
老後の収入の柱は公的年金ですが、現代のシニアはどれくらい受給しているでしょうか。
厚生労働省年金局「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、いまのシニアの厚生年金と国民年金のひと月あたりの受給額平均は以下のとおりです。
【国民年金】おひとりさまの年金平均
- 男性:月額5万9013円
- 女性:月額5万4346円
- 全体:月額5万6368円