国内旅行保険に入るべき?必要なケースとは
国内旅行は海外旅行と比較してトラブルが起きる可能性が低いイメージがありますが、国内旅行保険には入るべきなのでしょうか。
加入が必要なケースの具体例について確認していきましょう。
旅行中のさまざまなトラブルに備えられる
国内旅行でケガをして病院を受診する場合は、公的医療保険が適用されるため医療費の自己負担は原則3割(年齢や収入によっては1〜2割)で済みます。
また、民間の保険会社の医療保険に加入している場合は、そちらからも給付金が受け取れる可能性があります。
そのため、ケガの補償において考えると、国内旅行保険に加入する必要性は低いといえるかもしれません。
しかし、国内旅行で起こり得るトラブルはケガだけではありません。
偶然の事故でほかの人にケガを負わせてしまうことや、手荷物が盗難に遭うこと、宿泊先や店舗の備品や商品を破損してしまい法律上の損害賠償を負う可能性などもあります。
こういった国内旅行中のさまざまなトラブルに対する補償をつけられるのが国内旅行保険なのです。
保険料は1泊2日なら数百円で加入できる商品もあり、少額な保険料でさまざまなトラブルに備えることができます。
国内旅行を心から楽しむためにも、国内旅行保険に加入して手厚い補償をつけておくと安心です。
国内旅行保険に入るべきケース3つ
国内旅行保険が役に立つケースとして以下のようなことが挙げられます。
【アクティブな旅行の場合】
登山やハイキング、サーフィン、サイクリングなどアクティブな国内旅行をする場合は、ケガをするリスクが高くなります。
医療費は公的医療保険が利用できますが、骨折などで入院が長引く場合、家族が現地まで来て看病する必要があり、その際の交通費や宿泊費などは公的医療保険では補償されません。
国内旅行保険の「救援者費用」では、看病などのために現地に向かう親族が負担した交通費や宿泊料などの補償を受けられます。