LIMOが2022年9月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2022年9月14日)

春に花を咲かせる球根植物は秋が植え込みの時期。じっくりと地中で生長するため、芽が出て開花するまで花壇がやや華やかさに欠けてしまいます。

そこで球根植物の開花を待つ間カワイイ花が咲く一年草を、球根と同時に植え込むのがオススメ。

今回は秋に一緒に植えたい球根植物と一年草の、オシャレな組み合わせ例を紹介します。

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1. 球根植物と一年草を一緒に植えるメリットは?

1.1 開花時期の違いをカバーする

球根植物は開花時期が早いものでも2~3月頃の早春。秋に球根植物を植えた場所は、ややさびしい印象に。土だけになりポッカリ空いたスペースを色とりどりの花でカバーしてくれるのが、冬から春にかけて長い期間咲き続ける一年草です。

1.2 草姿の乱れを目立たなくする

球根植物は開花して葉だけになってしまっても、地中の球根を太らせるため葉が枯れるまでそのままにしておかないといけません。倒れたり茶色く変色してしまったりした葉は、あまりキレイとは言い難いものです。

花期が長い一年草は次から次へと花を咲かせ、一緒に植えておくことで球根植物の草姿が乱れても目立たなくしてくれます。

1.3 色合いや花姿の引き立て役になる

花の色合いでは暖色と寒色、花姿では背丈が低いものと高いもの、大きな花と小花などで組み合わせましょう。お互いに引き立て合い、コントラストの効いた植栽で華やかさが増します。

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1.4 一緒に抜いて花壇を一新できる

球根植物はそのまま植えっぱなしでも大丈夫ですが、蒸れて腐るのが心配であれば夏前に掘り上げます。ちょうどその頃は一年草もそろそろ終焉のとき。思い切って一緒に抜いてしまいましょう。

スペースができた場所には次のシーズンに満開を迎える植物が植えられるので、花壇を一新できます。