この夏も台風や豪雨といった自然災害による被害が全国で相次ぎました。
2023年10月から、NHKの受信料は引き下げられますが、夏の災害に万が一見舞われてしまった場合、受信料が免除されるのはご存知でしょうか。
今回は、NHKの受信料が災害で免除される要件や、他に減免される制度を解説します。
※編集部注:外部配信先では【一覧表】などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
1. NHKの受信料が自然災害で減免されるケース
自然災害が起こった区域の受信料が免除されるには「災害救助法」による救助が行われる必要があります。
例えば2023年8月16日現在で適用されている区域は【一覧表】のとおりとなります。
受信機を設置した家屋が以下の状態であれば、免除の対象です。
半壊、半焼または床上浸水以上の被害を受けた建物
一般的に、免除される期間は2ヵ月ですが、総務大臣が個別に免除する範囲や免除の期間をその都度定める場合があります。
受信料が免除されている災害は、2023年8月時点で以下の通りです。
- 令和5年台風第7号:2023年8月から2023年9月まで免除
- 令和5年台風第6号:2023年8月から2023年9月まで免除
- 令和5年7月7日からの大雨:2023年7月から2023年8月まで免除
では、自然災害以外で、受信料が免除されるケースを確認しましょう。