【厚生年金】65歳から70歳まで働くとどれだけ増えるのか。年収別に試算年収106万円～年収300万円で勤務年数ごとに年金額をチェック

2. 65歳以降も働くと年金はどのくらい増えるのか

正社員や派遣社員、パートなど厚生年金に加入して働くことで、将来もらえる厚生年金額を増やすことができます。

業務委託契約などで個人で受注する場合は、厚生年金へ加入しませんので、将来の年金を増やしたい方は注意が必要です。

［計算式］

平均標準報酬額 × 5.481 / 1000 × 加入月数
　　　
となりますが、平均標準報酬額では難しくなるので、年収で考えます。また、加入月数も加入年数として計算します。

表にすると、以下のようになります。

出所：筆者計算・作成

この受給額は年額です。

60歳までの方は、厚生年金に加え国民年金にも同時加入しますが、60歳を超えた方については、厚生年金額だけの上乗せとなります。

在職老齢年金とは、老齢厚生年金を受給しながら給与などをもらっている方が一定の収入を超えた際に、老齢厚生年金を調整（減額）することです。

65歳以降、厚生年金に加入せず働いている方には影響しません。

関係するのは以下のものです。