8月後半になっても暑さはまだまだ衰えを感じさせず、厳しい残暑が続いています。この時期のガーデニングは、植物だけでなくガーデナーにもさまざまなトラブルが起こりやすくなります。

時間にゆとりができ、これからガーデニングを始めたいという方への「60代から始めるガーデニング」。

今回は夏のガーデニングで起きやすいトラブルや、作業を快適にするコツを紹介します。

夏のガーデニングで起きやすいトラブルは?

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〈夏ガーデンのトラブル 1〉熱中症

近年の日本の夏は、高温と強い日差しで熱中症の危険性が年々高まっています。短時間で済ませようと思っていても、いったん庭に出ると草抜きや傷んだ植物のお手入れについ夢中になりがち。

気がつくと何時間も庭仕事をしてしまい、熱中症で気分が悪くなってしまった…となると大変です。熱中症は命に関わることもあるので、十分に注意する必要があります。

〈夏ガーデンのトラブル 2〉日焼け

環境の変化により、地上に降り注ぐ紫外線も強さを増しています。耐暑性のある植物でも葉焼けを起こしてしまうように、人にとっても強い日差しは肌によくありません。

美容だけでなく健康のためにも日焼けしないように気をつけましょう。

〈夏ガーデンのトラブル 3〉虫刺され

夏に大量発生する蚊や、花の蜜に誘われてやってくる蜂など、庭にはさまざまな虫が飛び交っています。蜂は怖いけれど蚊はたいしたことはないと侮っていては危険です。

蚊がウィルスを持っている場合もあり、刺されることで病気に感染することも。蜂に何度も刺されるとアレルギー症状を発症する恐れもあるので要注意です。