夏のガーデニングで作業を快適にする〈7つのコツ〉
〈コツその1〉涼しい時間帯にガーデニングする
昼は猛暑になる日も、朝や夕方はグッと気温が下がりしのぎやすくなります。
夏のガーデニングは気温が上昇する日中を避けて、涼しい時間帯に行いましょう。
朝夕の柔らかい光の中で見ると、花や葉の色合いもみずみずしく色鮮やかです。
〈コツその2〉こまめに水分や塩分を補給する
庭で作業をしていると汗をかいたり暑さで体温が上がったりして、体内の水分が少なくなってしまいます。こまめに水分を摂って体を冷やし、熱中症のリスクを軽減しましょう。
のどの渇きを感じなくても、30分に1回程度は水分補給を忘れずに。汗で塩分を消費するので、スポーツドリンクや塩飴なども準備しておくと安心です。
〈コツその3〉体を冷やす
近年は体を冷やして爽やかにしてくれるクールアイテムが数多く登場しています。気化熱を利用して首に巻いて体温を下げるツールや、充電式の携帯扇風機など多種多様。
体を冷やすことで、熱中症や暑さによる体調不良を防げます。便利なアイテムが快適な作業環境を作ってくれるでしょう。
〈コツその4〉日陰の休憩場所を設置する
立ったりしゃがんだりを繰り返すガーデニングは、知らず知らずのうちにかなり体力を消耗します。しかも暑さと日差しが厳しい夏はなおさらのこと。
疲れたときに腰をかけて休息できるように、庭の日陰に椅子やベンチを置くのもオススメ。日陰を作るガーデンパラソルがあると、庭のオシャレなアクセントにもなります。
〈コツその5〉庭に時計を置く
植物のお手入れに没頭していると、時間が経つのも忘れてしまいます。涼しい朝に始めたガーデニングが、真昼まで続いてしまうことも。
庭に時計を置いたりスマホを携帯したりすることで、時間管理がしやすくなり計画的にガーデニングができます。
〈コツその6〉長袖・長ズボンを着て帽子をかぶる
暑い時期は半袖半ズボンでいたいところですが、ガーデニングをする際は長袖・長ズボンが基本的な服装。直射日光の下では、素肌より1枚布をまとったほうが暑さを感じないこともあります。
長袖・長ズボンは暑さ対策とともに日焼けを防ぎ、虫刺され防止にも効果的。もちろん強い日差しから頭を守る帽子も必需品です。
〈コツその7〉黒っぽい服を避ける
外での作業は黒っぽい色の衣服や帽子より、白っぽい色合いのほうがオススメ。
黒い服は汚れが目立ちませんが、光を吸収して暑く感じます。
また蚊や蜂は黒っぽい色合いを好むと言われています。明るい色合いの服装を選ぶことで、虫刺されの被害も回避できるでしょう。
夏は工夫次第でガーデニングも快適に
これまでに経験したことのないような暑さが、ほとんど日常的になってしまった日本の夏。ガーデナーにとって夏の庭は、暑さや健康リスクとの戦いです。
60代という年齢のことも考慮しながらさまざまな対策を施して、体に優しく安全に夏のガーデニングを楽しみましょう。