【投資】資産運用は自己責任「プロの目利き」の入った金融商品を検討してみる

どの銘柄を買えば良いのか、自分ではわからない。かといって、信頼できるプロに相談するにもハードルが高い、という人も多いはずです。

そんな場合は、リスクが分散され、かつ「プロの目利き」が入った金融商品からスタートしてみるのもよいでしょう。

株式投資を例に挙げれば、「どの企業の株を買えば良いか分からないなら、全ての銘柄を少しずつ買う」という考え方です。

そこで検討してみたいのが、「投資信託」です。さらに、購入するベストタイミングがわからないならば、毎月少しずつ買えば良いのです。

もちろんファンドによってトータルリターンには差があります。

しかし購入タイミングを分散させることで「安い時には多く、高いときには少なく」買い付けることができるため、一度に大きな金額を一つの投資対象に投じることと比較すれば、「大怪我」はしにくいと言えるでしょう。

数ある投資信託の中からどれを選ぶか悩みますが、一つの基準として「つみたてNISA対象商品」から選んでみるのも一案です。

つみたてNISA対象商品の分類

出所:金融庁「つみたてNISA対象商品の概要について(2023年7月31日時点)

2023年7月31日時点で246本ある「つみたてNISA対象商品」は、金融庁が顧客目線で厳選した投資信託に限定されています。

いずれも、手数料やリスクが低く、長期・積立・分散投資に適したファンドであると国のお墨付きをもらったファンドです。

もっとも、最終的にどの投資信託を選ぶかは、読者のみなさんが決める必要があります。

筆者は日本や米国がインフレになった場合に備え、米国株の投資信託が良いと考えていますが、決めるのは読者ご自身です。投資は自己責任ですから。

本稿は以上ですが、投資は自己責任でお願いします。

参考資料

塚崎 公義