〈ヒントその2〉シックな花色で秋らしく

ダリア  Alex Manders/shutterstock.com

秋ガーデンを思いきり楽しみたい人は、やや落ち着いた花色を選ぶのがおすすめです。近年はアンティークカラーやニュアンスカラー、銅葉カラーなど、オシャレな花色の植物がたくさん出回っています。

例えば、ダークカラーが美しい銅葉ダリアは秋のシックな雰囲気にピッタリの植物。ダリアを中心にしてリーフプランツ、草丈の高い植物、グランドカバープランツなどの組み合わせるとオシャレな寄せ植えができます。

寄せ植えは、高さの異なる3種類の植物を選ぶとよいでしょう。組み合わせがしやすく、見映えも良くなります。

【参考価格】

  • ダリア:1500~2000円前後(4号鉢)

〈ヒントその3〉オシャレな鉢で見映え改善

Galina Grebenyuk/shutterstock.com

冬のガーデニングを見越して、一年草などは鉢植えにして育てるのもおすすめです。秋から冬にかけて気温が下がる時期は、鉢ごと移動ができるので植物を枯らす心配が少なくなります。

防寒対策が必要な場合もありますが、地植えより、しやすいでしょう。

鉢の出番が多くなると、鉢の見た目にはこだわりたいところです。シックな秋を演出するなら、アンティークテイスト、ヨーロピアンテイストなどの鉢を使うと、重厚な雰囲気が感じられ豪華な見た目になります。

手軽に雰囲気を変えたいときは、オシャレな鉢をカバーにして使用するのもおすすめです。二重鉢にすることで防寒対策にもなります。

〈ヒントその4〉冬前に庭の手入れ・掃除をしておく

Krisana Antharith/shutterstock.com

夏の間は暑さで長時間のガーデニング作業ができにくかったかもしれません。これからの季節は外での作業もしやすくなるので、ガーデニング作業も徐々に再開していきましょう。

草抜きや、鉢に落ちている枯れ葉の掃除、枯れてしまった植物や鉢の片付け、土の処分や再生などは、本格的な冬の到来前にやっておきましょう。

また秋は軽めの剪定に向いている時期です。樹木の種類にもよりますが、夏の間に生長して葉や枝が混み合っていたら、適宜カットして、葉に日光が当たるようにしておきましょう。