2.3 富裕層に共通するマインド③長期的な目線をもつ
最後の特徴は、物事を長期的な目線で考えるという点です。
目先の損得にとらわれず、最終的に自分に利があるのであれば積極的に先行投資を行います。
一つ例を挙げると「投資」ではないでしょうか。
将来の金融資産を増やすために、「今」ではなく「先」をみて行っているということです。
3. 準富裕層とは?
さて、富裕層の占める割合をみて、どのように感じたでしょうか。
超富裕層や富裕層と聞くと「異次元の人」というイメージかもしれませんが、その次に位置していた「準富裕層」についてはどうでしょうか。
準富裕層は、資産が5000万円以上1億円未満の層です。全体に占める割合は、約6%です。
「ここだって無理だろう」と感じたかもしれませんが、一般の人でもこの「準富裕層」はしっかりと目指すことが可能です。
その方法とは、「時間と金利を味方につけた資産運用を行うこと」です。
投資信託を活用した金融商品は、「複利」でお金が膨らんでいきます。
つまり時間をかければかけるほど増え幅が大きくなっていきます。
一例ですが、年6%の複利で30年間運用することができれば月5万円の積立でおよそ5000万円の資産をつくることができます。
驚いた方も多いかと思いますが、年利6%で運用されている金融商品は世の中に実際に存在しています。
そして、誰もが活用できる方法です。
いきなり投資と聞くと、不安に思う人が多いでしょう。
まずは情報を得て、自分の資産を増やす為の工夫をしてみてはいかがでしょうか。
富裕層の人を羨ましいと思うだけではなく、自分にできることからコツコツ始めていきましょう。
参考資料
荻野 樹