熱戦が繰り広げられている第105回全国高等学校野球選手権大会。X(旧ツイッター)上では、甲子園初出場で1勝をした鳥栖工業野球部にまつわる投稿が話題になっています。
投稿したのは、佐賀県のJR鳥栖駅に店舗を構える「中央軒」のXアカウント。
当ポストは2023年8月18日時点で1万件を超えるいいねを集めており、「素敵すぎる」「地元から愛が伝わってくる」「こういう応援の仕方本当にうれしい」といった具合に、中央軒の投稿に感動したというコメントが続出しております。
※投稿写真は【写真3枚】をご参照ください
※今回紹介するポストは、投稿者様の許可を頂いております
甲子園で躍動した「鳥栖高校野球部」へのプレゼント
「鳥栖工業高校野球部の皆様、ご家族様、先生、お疲れ様でした。すみません…僕は鳥栖工業高校出身でも鳥栖出身でもありませんが… 鳥栖市民です。鳥栖駅前が鳥栖工業の試合中は車少なかったのに…試合終わったら一気に増えたのにも… 最高じゃないかこんなの。2023年夏」というコメントともに投稿されたのは1枚の写真。
そこに収められているのは、甲子園で躍動した鳥栖工業野球部に対する熱いメッセージでした。甲子園に出発する日の様子や、感謝の気持ちなどが書かれています。
メッセージの最後には、太っ腹なプレゼントも発表。気になる内容は、「鳥栖駅の売店で腹いっぱい好きなものを食べられる権利」「好きな駅弁5個、持ち帰りうどん5人前」のどちらかを全員分というもの。食べざかりの高校生にとって、うれしいサプライズですね。
ちなみにですが、中央軒は鳥栖駅や新鳥栖駅に店舗を構えており、駅弁やかしわうどんなどを販売しています。
甲子園を沸かせた「鳥栖工業野球部」
地元を盛り上げた鳥栖工業は甲子園初出場ながら、常連校の富山商業に3対2(延長12回タイブレーク)で勝利。
続く2回戦では、甲子園優勝経験もある日大三高に負けたものの、1対3という好ゲームを繰り広げて多くの人の心をつかみました。
高校は鳥栖駅から徒歩15分の場所にあるため、中央軒を利用する生徒も多いそうです。地元住民が鳥栖工業を心から応援しているのは、普段から礼儀正しい生徒が多いからではないでしょうか。素敵な関係性に思わずほっこりしますね。